2014.03.07 [ 地域振興局 ]
もりもり上伊那 山の感謝祭を開催しました!
カミキリムシの幼虫の臭いを嗅ぎ分けて、カミキリムシ被害木を発見する犬の調教プログラムの紹介も。松枯れの原因となっているマツクイムシにも応用できるのではと、期待が高まります。
こちらのオシアッハ森林研修所は、高い林業技術をもった人材を育成する施設で、海外からの研修生も受け入れていて、昨年は長野県内から10名が受講しています。
調査団の滞在中、長野県と信州大学農学部がオーストリアの森林研究機関と覚書を締結し、今後も技術交流や研究分野で連携を深めていくとのことでした。
海外の先進林業というと、とかく、日本と条件が違いすぎて参考にならないと、最初から諦められがちですが、立地条件が似ていて、20年間で見事に林業を復活させたオーストリアから学ぶところはあるようです。
海外の高い技術をただ真似するのではなく、優れたところだけを取り込んで、この国に適した形に改良して高めていくことを得意としてきた日本人の特性を、林業分野でも発揮できればと思わさせられる、そんな講演会でした。
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