上伊那管内新規採用職員現地視察研修を開催しました

こんにちは。総務管理課のＮです。

冬晴れの12月15日、管内に勤務する新規採用職員（31名）が２班に分かれ、地元企業や県事業、伊那市の取組を見学しました。

１班はまず伊那食品工業さんを訪れ、丸山監査役様から会社の経営理念や社会人として求められることについて講話をお聞きし、沢渡工場の見学をさせていただきました。

２班はサン工業さんに向かい、人事課の佐々木様から会社説明を受けた後、細田人事部長様の案内でめっき加工技術の開発現場を目の当たりにし、徹底した品質管理に感動しました。

それぞれの企業の見学を通じて、参加者は行政とは異なる気風や時流にながされない経営について感じ取ったと思います。

次は各班時間差で伊那市役所へ赴き、新産業技術を活用して地域課題の解決や地域産業の振興に取り組む様子を座学と遠隔診療のデモンストレーションで体験してきました。

ここで昼食休憩！　今回の研修は公用車７台に分乗して移動しているため、お昼は各車単位で自由にランチを楽しむことにしました。

いつも合庁の中で済ませる食事もたまには外で、同期の皆さんと好きな場所で楽しく会食をしていただきました。

午後の部は県の事業で南信発電管理事務所が建設中の西天竜発電所と伊那建設事務所が発注する国道153号伊那バイパスを見学しました。

西天竜発電所では、地下20mに設置された発電装置を見ながら水力発電の仕組みや再生可能エネルギーの必要性を学び、国道153号伊那バイパスでは、県内でも有数の大規模道路整備が行われている現場で、供用開始前の貴重な光景を目にし、リニア開通後の上伊那の状況に思いをはせたところです。

今回の視察研修では上伊那でしか味わえない企業、自治体の取組を視察することができました。新規採用職員には、自分自身が今後地域でどんな役割を果たしていけばよいのか、考えるきっかけになったかと思います。

各視察箇所でお世話になった皆さん、ありがとうございました。