ほぞの角をサンドペーパーで削って、ほぞ穴に入るように加工してから組み立てます。一度入れると、大人の力で引っ張っても抜けないほど、ビシッとはまります。
300人もの子どもたちが一斉に伝統工法の木工作をするのは、法嶋さんにとっても、初めての体験。1時間で完成できるかな?と心配しつつも、着々とフォトフレームが出来上がっていきます。
ほぼ全員が時間内に完成し、時間の余った子は色を塗ったり模様をつけたりと、カラフルなオリジナルのフォトフレームに仕上がっていました。木に触れながらの手作りの喜び、きっと伝わったと思います。
締めくくりに、中川東小学校の校長先生から閉会のあいさつをいただきました。
上伊那各地から300人を超える団員のみなさんが「日本で最も美しい村」連合の一つの中川村に集い、活動を通して木や緑の良さを実感することができました。普段は意識しない、太陽や空気や影さえも、清く、近くに感じられ、いい時を過ごすことができました、と、お言葉をいただきました。
これからも緑を愛し、守り育てる活動を通じて、ふるさとを愛し人を愛する心豊かな人に育っていってくれることを、スタッフ一同、期待しています。
上伊那地方事務所林務課からのレポートでした。
※「上伊那の森林レポート」のアーカイブは、上伊那地方事務所林務課のホームページ(URLは以下のとおり)からご覧ください。
http://www.pref.nagano.lg.jp/kamichi/kamichi-rimmu/shokonorin/blog/h27.html
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