2014.09.03 [ 歴史・祭・暮らし ]
上伊那歴史散策 風三郎神社(中川村)
商工観光課のIです。
7月某日、蒸し暑い日の午後、上伊那地域魅力発掘探検隊で上伊那地域の神社、仏閣をめぐりました。
その中で、中川村の「風三郎神社」をご紹介します。
「風三郎神社」という文字を見て、「風の又三郎」をつい思い浮かべてしまう私です。
さて、中川村の道を陣馬形山方向へしばらく(道に迷いながら)登っていくと、突き当たり、「風三郎神社」の石柱が目に入ります。
この変わった名前の神社は、級長津彦命(しなつひこのみこと)・級長戸辺神(しなとべのみこと)が祀られています。級長津彦命は風の神様だそうです。日本各地で風三郎という神社があるようです。
山の斜面に見えました。
古い石段を上ると、小さな祠があります。
うっそうとした林に囲まれ、厳粛な雰囲気です。
風の神様は獅子が嫌いであるため、この地区では昔から獅子舞が「宮の入坂」から上に登ったことがなく、その坂から上に登れば暴風を起こすと言い伝えられているそうです。
神社の前にハート型のくぼみのある手洗い石(?)がありました。
ついでに、陣馬形山頂へも行きました。
伊那谷が一望です。
南アルプスの山並みもよく見えます。
すこし、集落から離れていますが、陣馬形山キャンプ場へ行く途中ですので、寄られみてはいかがでしょうか。
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