い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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【地域で頑張る人々】飯島町 ㈱田切農産

 魅力発掘探検隊のyama.Tです。
 今回は、上伊那地域で頑張っている人を訪ねてきました。 
 
 伊那の広域農道を駒ヶ根市方面から飯島町へ向っていくと右側に南欧風のかわいい建物が目に留まります。「カフェ?」、「パン屋さん?」と思って中を覗いてみるとそこは何と、農産物直売所の「キッチンガーデンたぎり」でした。

 この施設は地元の農業を元気にさせようと、田切農産という法人が平成22年にオープンしたもので、広くはありませんが、地元の新鮮な野菜や果物を手頃な値段で手に入れることができ、今、売り出し中の「すっぱ辛の素」などの加工食品等も販売しています。


 これがうわさの「すっぱ辛の素」
 1個525円
 辛さの中にも甘みがあり、まろやかな味わいの唐辛子ビネガー。
 焼肉、ラーメン、餃子、野菜炒めにピッタリ。ほどよい酸味と辛さが後を引くおいしさです。 
 
 また、地元の新鮮な野菜や果物が安価で販売されています。

 今回は、その田切農産の代表者である「紫芝 勉(ししば つとむ)」さんにお話を伺うことができたのでその内容を紹介します。

探:「田切農産」とはどんな法人なのですか?

紫:飯島町でも農家戸数の減少や、高齢化の進展により、後継者不足が深刻化してきました。そんな中、後継者がいない農家に代わって農地の作業を行う担い手法人をつくろうということになり、平成17年に設立し、平成22年には株式会社に組織変更しました。
 
探:具体的にはどんなことをしているのですか?

紫:地区内の全農家(266戸)で組織する地区営農組合が農地の利用調整や作業委託の取りまとめなどを行い、実際の作業の担い手として田切農産が農作物の生産・販売と直売所の運営を行っています。
  主なものとして、水稲25ha、大豆18ha そば10ha ねぎ3haを生産・販売しています。

探:紫芝さんはどんな気持ちで農業に取り組んでいるのですか?

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