い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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旬の農産物情報 「促成いちご(冬春いちご)」

武村さんのいちごは、そのほとんどが地元の直売所や学校給食、飲食店などに卸され、地元以外にはほとんど出荷されないとのことで、JAの直売所である「ファーマーズあじ~な」や地元のスーパーの生産者コーナー等で購入できるとのことでした。
その日に販売できる分しか直売所には出荷しないため、直売所で販売されているものは、ほとんどがその日に採れた新鮮なものだそうです。


写真はみはらしいちご園からの眺望

次に伺ったのは伊那市にある「みはらしいちご園」です。

みはらしいちご園は、伊那市の天竜川より西の河岸段丘の上、直売所や温泉が整備されている「みはらしファーム」内のハウスで生産が行われています。いちご狩りをメインに行われているとのことで、組合長の井踏さんにお話をうかがいながらハウスを拝見しました。


写真は井踏さん

みはらしいちご園では「紅ほっぺ」という品種をメインに、武村さんと同じ「章姫」と「女峰(にょほう)」を栽培されています。ハウスは山の傾斜に合わせて19棟設置されており、組合員ごとに管理しているそうです。ハウス団地としての面積は県下でも一番大きく、多いときは日に3000人の入園者があるとのことでした。

写真はみはらしいちご園のハウスとそこからの眺望
ハウスは東向きの高台にあるため、ハウスへ向かう道から南アルプスを一望できます。
ハウスは1棟が3連棟で構成されているため、全体でもかなりの規模に感じられました。

みはらしいちご園では、今は同じみはらしファーム内の直売所「とれたて市場」などの直売所へのいちごの出荷を行いながら、メインのいちご狩りのための準備を行っているとのことでした。


写真はハウスの様子
伺ったのは12月中旬だったためまだ赤く色づいている実は多くはありませんでしたが、開園に向けて準備中とのことでした。



写真は実っているいちごの様子
これからどんどんと実り、赤くなっていくとのことでした。



写真上は授粉用のミツバチの様子 下は巣箱
みはらしファームでも武村さんと同様に受粉のためミツバチを利用されていました。
こちらではうまく撮影することができました。

みはらしいちご園では、毎年1月1日午前0時に開園し、いちご狩りが行われます。
今年は300人が訪れ、日本一早いいちご狩りを楽しんだとのことでした。
また、その際にはみはらしファーム内の温泉なども営業し、いちご狩りを楽しんだ後で温泉に入りながら、南アルプスから昇る初日の出を拝むことができるそうです。

今シーズンの営業期間は、1月1日から6月上旬ごろまでとのことでした。

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