2013.01.21 [ 食・農・旅 ]
ガーデンシクラメンで農林水産大臣賞を受賞!
魅力発掘探検隊のHです。
平成24年度長野県園芸特産振興展第44回鉢花類コンクールにおいて、ガーデンシクラメン「ピカソ」にて、最高賞である農林水産大臣賞を受賞された、駒ヶ根市赤穂の「信州ナーセリー」を紹介させていただきます。
信州ナーセリーは50年以上前から、この地で花の生産に取り組んできました。
現在の社長である上田真義さんは大阪府の非農家のご出身で、群馬県の大学に進学され農業経営学を通じて初めて農業に接し、興味を持たれたそうです。
その後、東京都内で開催された「新農業人フェア」に参加された時に信州ナーセリーを知り、研修生を経て正社員として採用され、現在は社長に就任されています。
今回、農林水産大臣賞を受賞された経過については、長年取り組んできた「シクラメンの気持ちになって、シクラメンの望む環境にする」ことが、ようやく形になって現れた成果で嬉しいと語ってくださいました。
ヒペリカムの鉢を持つ上田社長(画像は上田社長からいただいたものです)
賞状と一緒に
最高賞の農林水産大臣賞を受賞したガーデンシクラメン「ピカソ」(画像はいただいたものです)
信州ナーセリーではガーデンシクラメンのほかにも、5寸鉢で鑑賞するのシクラメンや、花ではなく実を楽しむヒぺリカムやシンフォリカルポスなども生産されています。
ヒペリカムは茶色やピンクなど様々品種があります(画像はいただいたものです)
シンフォリカルポス(白)(画像はいただいたものです)
シンフォリカルポス(ピンク)(画像はいただいたものです)
花よりも長く楽しめることが魅力です
この秋~冬には新しい試みとして「シクラメンの香りフェア」を開催され、反響を呼びました。
このフェアは、お客様にお越しいただき、シクラメンの香りが立ち込めるハウスの中でゆっくりシクラメンを選んでいただいたり、コーヒーなどを飲みながら上手な管理方法などについて社員らのアドバイスを受けたりすることができるもので、お花の好きなお客様に、長くお花を楽しんでいただきたいという思いで始められたそうです。
シクラメンでいっぱいのハウス(画像はいただいたものです)
この日は、国際農業者交流協会を通じてのタイからの研修生や、海外に研修へ行く前の準備研修中の研修生らとヒペリカムの挿し木を行っていました。
フレアー系のヒペリカムについては、挿し木による苗増殖の許諾を受けているのは、全国でも信州ナーセリーだけとのことです。
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