い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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アカマツを巡るサイクリングの旅

こんにちは!企画振興課のCです。
伊那谷の秋も深まり過ごしやすい季節となりました!
ということでサイクリング日和です

今回は、元気づくり支援金を活用し伊那谷観光局さんが行っているサイクリングのガイド研修にモニターとして参加してきました。

伊那谷でサイクリングというと坂が多くて大変そうという印象があるCなので、当日は付いていけるのかとても不安でした。(移動手段はもっぱら車!運動不足を日々かみしめています、、、)
しかし、今回はそんな方にも安心なe-バイクでのサイクリング。e-バイクって聞いたことあるけど実際どれくらい楽になるのか知らない人に朗報です!結論から言うとすごく楽。坂道を走っても平坦な道を走るのと同じ感覚で走れます。

そんなe-バイクを使って今回巡るコースは、上伊那を代表する樹種アカマツをテーマにしたコースでアカマツの生い茂る大芝高原からスタートします。製材所やアカマツを活用した商品を取り扱うお店などを巡り、最後は大芝高原に戻ってきます。

最初にサイクリング初心者にも安全にコースが巡れるよう、ヘルメットのつけ方から自転車の乗り方ハンドサインなどのルールをガイドさんが丁寧に教えてくださいました。

そのあと今回のコースのテーマやルートなどを説明していただき、いざ出発!

初e-バイクの楽さに感動しながら、気持ちの良い空気の中をおっかなびっくり走っていきます。

まず最初に寄ったのが有賀製材所さんです。
こちらは、地域の木をできるだけ活用しようと取り組んでいる製材所で、普段見ることのない作業場などを見せてもらいました。丸太が木材に加工されていく工程は意外と見る機会がないので、貴重な体験でした。綺麗な角材になるのに感動‼

有賀製材所を後にして次に向かったのはIn a daze Brewingさん。こちらは地ビールの醸造、販売をしているお店で、夜には飲食店も営業しているそうです。
なんとアカマツを使ったビールも作っていてその名も”森の座”!パッケージにはアカマツの経木を使うこだわりぶり!
飲酒運転になるのでここでいただくことはできずでしたが、どんな味がするか気になります。

次の目的地までは、しばらく下り坂を進んでいきます。ひさしぶりに自転車に乗ると下り坂はスピードが出て怖く感じましたが、ガイドさんが後ろを確認しながらスピードの調整をしてくださって安心でした。
さて、次に着いたのは、天然素材を使ったベーカリーベルグさん

こちらでは毎週土曜日にはアカマツの炭を使った食パンが販売されているとのことです。残念ながら今回は炭の食パンは見れませんでしたが、天然素材を使ったパンはどれもおいしそう
お店の扉を開けるといい匂いがして、手に取りやすいサイズ感なのも魅力的!

ここから先はアカマツの炭を使った食べ物を巡っていきます。

ベルグさんから移動し伊那市の消防署近くまで来ると木曽駒ケ岳の山々が綺麗に見えて、視界も楽しみながら進んでいきます。
次に到着したのは小黒川スマートIC近くの菓子庵石川アルプスファクトリーさんです。
こちらで販売している”お多福万十”はアカマツの炭パウダーを使うことで、つや、色、形もお多福豆そっくり!
さらにこのお多福万十が入った、お多福万十炭ソフトも販売中!ソフトクリームの上に炭パウダーがまぶしてあるので、より炭を感じられるかも⁉

さてここから伊那市街地の方へ下っていき、伊那市内の小道を走っていきます。普段車では走らないような小道はノスタルジーな雰囲気があって新鮮です。
次の寄り道は増田屋製菓さんです。
こちらで売られているかりんとう饅頭にはアカマツの炭を使ったブラックカリマンが販売されています。中から外まで真っ黒で、揚げてある皮はカリカリでまさに炭を食べているよう⁉※味は炭ではなくしっかりお饅頭です。

次の目的地であるお蕎麦屋さんへは天竜川の堤防沿いを走っていきます。堤防沿いは人通りが少なく風を感じられました。川べりで鳥が休んでいる姿にも注目です。

最後の寄り道はそば処  新兵ヱさん。こちらで食べられるのはアカマツの炭を使った黒いうどん⁉
温かいのと冷たいのどちらもありますが、温かいうどんはスパイシーなカレーうどんで汁まで真っ黒です。
対して冷たいうどんは黒い胡麻つけうどんで上に大根の千切りや赤いパプリカなど黒いうどんとのコントラストが印象的な一品です。

さて、ここからは寄り道なしで大芝高原まで登っていきます。
e-バイクの本領発揮。ずっと上り坂を登っているのに疲れない。上り坂ではなく平坦な道を走っているのではないかと思ってしまうほどでした
30分ほど走って大芝高原にゴール!

しかし、プログラムはここで終わりではなく最後に大芝高原のみんなの森でセラピーウォークを行います。ここからは自転車を降りて木々の中へ!アカマツの木が生い茂った森の中は空気が澄んでいて足元にはウッドチップが敷かれているので、歩きやすく気持ちよいです。
歩きながら、NPO法人森の座さんの方がアカマツに関するお話やアカマツの活用方法について色々と教えていただきました。
特にアカマツは木だけでなく花粉や葉など余すところなく活用出来るというお話が興味深かったです。森での時間は、日々の疲れのリフレッシュになりました。

ガイドさんの案内のもと無事すべての工程が終わり、地域の知らなかった魅力やサイクリングの魅力を感じられる1日となりました。
皆さんも地域のアカマツを感じられる場所に是非訪れてみてはいかがでしょう
また、気分転換に伊那谷の自然の中で自転車に乗るのもおすすめです!!

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