2013.02.15 [ 食・農・旅 ]
上伊那の名人!! ~すごいボリュームのシクラメン~
食・農・旅グループのKちゃんです
伊那市ですごいシクラメンが栽培されていると噂を聞き“伊藤ナーセリー”さんの栽培施設にお邪魔しました
数多くの受賞歴があり、“伊藤ナーセリー シクラメン”とインターネットで検索すると、とある高級生花店のホームページで“日本一のシクラメン農家”と紹介されています。
こちらでは約2万鉢のシクラメンを栽培しており、11月初旬から12月下旬にかけて名古屋、大阪の2つの鉢花市場に限って出荷しています。シクラメンは全て市場に流通しており地元での個別販売は行っておりません
なので、私たちが伊藤さんのシクラメンを手に入れるには、大都市圏の高級生花店まで出かけるか、ネット販売を利用しないと手に入りません。ご注意を。
訪問したのは12月中旬だったんですが、ふだん花を観賞しない私でも一目で良いものとわかります。
ご本人曰く「出荷も終盤のため良い鉢が残っていない」とおっしゃっていましたが、これ以上すごい鉢とはいったいどんなものなのでしょうか?
とても気になります。
伊藤さんは40数年前の高校時代からシクラメン栽培の研究を始め、良い品質のものが消費者に届くよう色々と工夫されてきました。
そのひとつが出荷一週間前からシクラメンの調整をすることのようです。出荷後に生花店に並ぶことを考え、その環境にすこしでも近い環境となるように暗くしたビニールハウスでコンディションを整えます。
この調整が購入してからの日持ちに影響するようです。
(調整前)
全体的にごちゃごちゃした印象です。
(調整後)
首周りがすっきりし、花が際立って見えます。
(伊藤さんご本人)
「うちのシクラメンは丈夫で茎の根本から持ち上げられるのが自慢」ということで、伊藤さん本人に持ち上げていただきました。
見た目にもすごいボリュームがあり安定感があります。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
上伊那地域振興局 総務管理課
TEL:0265-76-6800
FAX:0265-76-6804