じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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「心の健康づくりフォーラム」を開催しました

こんにちは、東信労政事務所です。

当所では、去る令和5年7月11日(火)に、長野県上田合同庁舎において、「心の健康づくりフォーラム」を開催いたしました。
『「働く」「休む」「楽しむ」バランス実現のために~人手不足による過重労働とメンタルヘルスケアについて考える~』と題して、長野産業保健総合支援センターで産業保健相談員及びメンタルヘルス対策促進員としてご活躍中の高橋知也先生からご講演をいただきました。
あわせて、上田保健福祉事務所の担当者からも、ゲートキーパー(自殺防止)の講義をしていただきました。

高橋先生からは、まず、メンタルヘルスの近年のキーワードである、①コロナ、②過重労働、③オンライン化 の3つの視点からの現状の説明がありました。
① コロナ禍では、
・周囲のサポートの希薄化
・自身の役割や期待値が分からない
・成長イメージが描きづらくキャリア形成への不安が強い
等の要因から、特に25歳以下の若年労働者の高ストレス者の割合が増加している。
② 昨今の人手不足による過重労働は、身体だけでなく精神的なストレスが増え、
ワークライフバランスの欠如、社会的サポートの不足や役割の重圧も相まって、
メンタル不調のリスクが増大している。
③ オンラインツールの活用は、いつでもどこでも仕事ができる便利さがある反面、職場を離れても仕事による心理的な拘束を受ける場面が増えているデメリットがある。

そして、このような高ストレスによるメンタル不調を職場で生み出さないために、
終業時刻から翌日の始業時刻までの間に一定時間以上の休息時間を設ける「勤務間インターバル制度」の導入などによる、「休む」ことによる疲労回復を図る対策や、職場やプライベートで「楽しむ」機会を作り出すことが重要であることを、データや実例を示しながら分かりやすく説明してくださいました。

参加者からは、
・退職者が重なったり、業務量が増えたことによる人材不足が実際に起き始めている。その中で、メンタル不調者が発生しないようなワークライフバランス、社内組織を構築していかなければならないと感じた。
・心の病気は外見ではわかりにくい。職場内で助け合うこと、理解する(できる)環境づくりが大切だと思いました。
等の感想をいただきました。

高橋先生が所属する「長野産業保健総合支援センター」では、職場のメンタルヘルス対策への支援や、治療と仕事の両立支援に関する相談等を受け付けています。

長野産業保健総合支援センター
電話 026-225-8533
https://www.naganos.johas.go.jp

また、東信労政事務所でも労働に関する様々な相談を受け付けています。
電話 0268-23-1629
https://www.pref.nagano.lg.jp/toshinrosei/index.html

東信労政事務所では、秋以降も労働教育に関する各種講座を計画しています。
日程等の詳細が決まりましたら、ホームページやブログ等でお知らせしますので、
関係者の皆様のご参加をお待ちしております。

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上田地域振興局 総務管理課総務係
TEL:0268-25-7111
FAX:0268-25-7115