じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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♦AIによる転倒リスク分析♦『元気はつらつセミナー』~歩行ケア講座~を開催しました!

こんにちは♪
総務管理課のたまねぎあたまです!

今日は『歩き方』についてお話したいと思います

 

人生100年、120年時代と言われていますが、生涯自分の足で歩ける方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。
年齢を重ねる程に体のバランス能力は低下し転倒リスクも高まる。。
たまねぎあたまもいつまでも若い気持ちでいましたが、
気付けば3分も走れない、駅の階段を上るだけではぁはぁ(*´Д`)、筋力低下が著しいです!
きっとこのブログを読んでくださってる皆さんの中にも、共感してくださる方がたくさんいるはず!

今日はそんな方達におすすめしたい♡
歩くだけでインナーマッスルに効いてくる
目指せ!寝たきりゼロへ!
そんな歩き方のコツを、11月21日(火)に実施した「元気はつらつセミナー」で教えていただいたので、ご紹介します♡
(「元気はつらつセミナー」とは…職員自身による、日常生活での健康意識の高揚と継続的な行動化を図るために実施されているセミナーです。)

 

今回の講師の先生は
マイクロストーン株式会社 野澤先生です
マイクロストーン株式会社は、佐久市にある会社で、歩行姿勢計測に基づく歩行改善・転倒予防指導等を行っております。

まずは野澤先生から、『歩行ケア』についてのお話をしていただきました。

歩くことは人間生活の基本であるにもかかわらず、小さな頃からこの歩行について体系的な指導がされていないこと(※)
歩き方は人それぞれクセや特徴があり、年をとるほどにアンバランスな歩き方となること
歩く質は自分ではなかなか気づけないこと
そして自分のクセに気づいた時がスタートであり、生涯にわたり自力で歩行でき、寝たきりゼロを目指すこと
が今回のセミナーの目的であることをお話いただきました。
(※現在はマイクロストーンさんが「一般社団法人 RainboW Walking」を設立し、全国の小中学校にて歩行・姿勢の指導を行っております。)

ではどうやって自分の歩き方のクセを調べるかというと~


じゃ~~~ん


じゃじゃ~~~ん

なんとAIが分析してくれます♡
背中と腰にセンサーを身に着け10m程歩くと
AIが瞬時に解析し、その人の歩行の特徴、要因、改善のポイント、おすすめ体操を表示してくれるんだとか

ちなみにたまねぎあたまも分析していただきましたよ♪
結果は~~

転倒リスク0(良かった
でも、「左側の足で体重を支える際に不安定な様子が見られ、それは体幹の左側の筋肉の活動が低いと考えられるため」との分析結果でした。
なので改善するには、
「手のひらを少し前に向け、右側の腕を大きく振るようにすると左側の体幹を使いやすくなり左右差の改善につながる」そうです
確かに、普段から右肩に鞄をかけて歩くことが多く、右腕が振れないので、左側の筋肉が使えていないかも。。
今回の計測時は手ぶらの状態でしたが、左の筋肉を使わない歩き方がクセになってしまっているということですね
さすがマイクロストーンさんが開発されたAIです!

他の参加者達も、自分の分析結果に興味津々な様子で結果をチェックしており、また周りの人と見比べあったりしてAIの分析を楽しんでいましたよ♪

 

最後は、皆で歩行改善につながる「おすすめ体操」をしました!

体操は全部で5種類あり、その人の歩行のクセによっておすすめの体操は変わってきます!

まずは「ひらひら体操」
これは、インナーマッスルに効かせる歩き方を身に着けるための運動で、万人受けで、全員が対象となります。
自分のクセが分からない読者の皆さんも、まずはこれだけでも日ごろから意識して行えば歩行改善になるのでおすすめです♪
やり方は簡単!
「手のひらを前に向けて歩く(1日1分)」だけです。
コツは下の写真のように、薬指と小指を軽く曲げること(チョキのようなイメージ)です。
そうすると手のひらが前を向きやすく、それによってお腹に息が入りやすくなり、インナーマッスルに効いてくるそうです!

つぎは「にんにん体操」
片足で安定して身体を支える感覚を身に着ける運動です。
胸の前で両手を合わせ忍者のポーズをし、片足をあげます。
そのままゆっくり3秒かけて上げた足を開き、3秒かけて戻ります。
これを左右1日3回やります。

おつぎは「上体ひねり体操」
これは体幹のインナーマッスルを鍛える運動で、左右の揺れが大きい人におすすめです。
椅子に座った状態で、おへその前で両手のひらを上に向けて重ねます。
呼吸をしながら3秒かけてゆっくりと上体を腰から左右へひねり、3秒かけて戻ります。
1日左右10往復します。

つぎは「綱引き体操」(すみません、写真は撮影し忘れました。)
緩みがちな片側の体幹筋に刺激を入れる運動で、左右の揺れ幅の差が大きい人におすすめです。
椅子に座った状態で、右前方へ両手を伸ばし、綱引きをするイメージでおへその前まで手を引きます。
この時、腰を丸め、背中は丸めません。
腕だけで引くのではなく、体全体を斜め後ろへ引く意識でやると効果的です!
1日左右10回やります。

最後は「ぱたぱた体操」
骨盤の動きを円滑にするため、お腹を使う感覚を身に着ける運動で、前のめりで歩きがちな人におすすめです。
椅子に座った状態(足はこぶし1個分開ける)で、両腕を大きく広げます。
背筋は伸ばしたまま、腰だけ丸めて、膝をゆらゆらと内へ外へと揺らします。
これを1日30秒します。

たまねぎあたまは「ひらひら体操」と「にんにん体操」をおすすめされましたが、どの体操も簡単で気持ちがよく、椅子に座ったまま気軽にできるので是非毎日実践したいと思いました♪

参加者からも、自分の歩行のクセが分かり面白かった、寝たきりでなく元気で健康に過ごせるよう体操を続けたい等、歩行改善に向けた前向きな意見ばかりで、有意義な時間を過ごすことができました♪

是非読者の皆さんも「おすすめ体操」やってみてくださいね♪

合言葉は『手のひらは前に』

 

最後に3時間もの長時間、総勢48人の歩行指導をしてくださった野澤先生、貴重な体験をさせていただきありがとうございました!!

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