○ 宮沢賢治とフランスの詩を聴く
朗読 上田自由塾「朗読の会」
滑舌が悪い私と違って、はっきりとした発音と発声、そして美声にうっとり。
休憩を挟んでクラシック音楽のミニコンサートがスタート。
演奏は桐朋学園大学の学生さん4名。ピンク、ミントグリーン、パープルそしてオレンジ色のドレスをまとった学生さんが会場に入るや否や、あちらこちらから「ワー、綺麗!」の声が。手にはヴァイオリンにヴィオラ、チェロ。歴史を感じる柱や梁の茶色が学生さんや楽器をより一層引き立てています。
演奏曲目は全てフランスの作曲家によるもので、ラヴェルの「ボレロ」やマスネの「タイスの瞑想曲」など、アンコールの1曲を含めて全9曲。時折、室内に流れ込むそよ風と葉の音が弦楽器の音色と相まって、心地良い時間が流れていきました
曲目が進むにつれて体の動きや音量も増していき、生演奏の醍醐味を十二分に堪能することができました。声を出す代わりに「Bravo」と書いた紙を用意しておけばよかったなと後悔。
大きな拍手の中、学生さん4人は舞台袖にはけていき、2時間弱のイベントが終了しました。
県の「地域発元気づくり支援金」を活用して実施された今回のイベント。
主催された「クラシック音楽に親しむ講座の会」は、芸術に興味を持つ人を増やし、上田地域の文化力がアップしていくことを目的に、室内楽を中心としたコンサートをこれまで数多く開催しています。
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