2016.03.03 [ 環境課 ]
「エコ・クッキング教室」を開催しました。
みなさん、こんにちは。環境課のTです。
2月24日に、豊かな環境づくり上小地域会議(事務局:環境課)主催の「エコ・クッキング教室」を開催しました。
エコ・クッキングは、環境のこと、地球のことを思いやりながら、「買い物」「調理」「片づけ」をすることで、家庭からはじめる環境への取り組みです。
今回の教室では、長野県栄養士会の高田寛子先生と、根岸武子先生を講師にお迎えし、「食材をまるごと使って環境にも体にも心配り」をテーマに、食事に使うエネルギー、食事から出るごみなど、地球環境にやさしい方法を考えながら料理を作ることについて、実際に調理をしながら参加者の皆さんと一緒に学ぶことができました。
性別・身長などによりますが、1日に必要なエネルギーは1600キロカロリー前後とのこと。多くの人がこれよりもかなり多く料理を作り、さらにそこから手つかずのまま捨ててしまっている部分も少なくないとのお話。
果物や魚など、一日に必要な食材の量が模型で示され、参加者からは「少ない!」「これだけ?」といった声も聞かれました。
「適量」を知ることは、作り過ぎの防止、食品ロスの削減にもつながります。長野県ではごみ減量を目指す「チャレンジ800」(県のHPが開きます)に取組んでいますが、特に生ごみは家庭ごみの30%から50%を占め、この減量が重要とされています。
今回の講義ではその観点からのアドバイスも多くいただきました。
玉ねぎの皮でも、三角コーナーに半分溜まれば約100gの重さが。
その他にも、体に必要な栄養素と食材の選び方など、図や模型などを使ってわかりやすく教えていただきました。
特に、後に紹介するメニューにも使われていた「卵」は優秀な食材で、積極的に食事に取り入れてほしいとのことでした。
参加者のみなさんからは塩分とダシの関係や、果物や野菜の皮に関することなど、実践的な質問が多く出ました。お話を聞くと、多くの方が普段から家庭で体に配慮した食材選びや、ごみの減量に取り組んでいらっしゃるようです。
講義のあとは実習です。
今回のメニューは
○高野豆腐の炊き込みご飯
○さんまの納豆チーズ揚げ
○カブとキンカンのなます
○コーンスープ
の4品。珍しい食材の組み合わせも多く、どんな仕上がりになるのか楽しみです。
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