まず、エネルギーや食材のロスが少ない調理方法について教えてもらいながら、一品ずつ調理のお手本を見せていただきました。

参加者のみなさんも興味深い様子で先生の手元に注目しています。

そして、それぞれの班に分かれて実際に調理を行います。

揚げ物は一カ所で、少なめの油を使って揚げるという徹底ぶりです。

クッキングペーパーなどをできるだけ使わないように、タオルを小さく切ったふきんが一人一枚配られました。

みなさん、とても慣れた手つきでどんどん作業を進めていきます。揚げ物を一カ所で揚げていたこともあって、時間に不安もあったのですが見事に時間内で４品をそろえていただきました。

試食中に参加者の方からお話を聞きましたが「初めて作ったものも多く、キンカンを生で使うことはあまりないが切ってそのまま使えるので便利でおいしい」「骨せんべいが思っていたより食べやすく、おいしい。納豆チーズ揚げという普段作ることが無いメニューだがとてもおいしかった」など、とても好評でした。

その中で、みなさんが普段から環境や体にとても気を使われていることも知り、逆に私（一人暮らしの独身男性）の食生活について、心配されてしまうことも多くありました。今回のエコ・クッキング参加者で、一番食生活に気を使わなければいけないのは、多分私です……。

今回の４品です。

なますのキンカンや、炊き込みご飯のエダマメ、ニンジン、コーンスープのカブの葉など、色味がとても豊かです。こういった、メニューの色彩はバランスがとれた食事であるかの、ひとつの指標になるとのこと。

今回作った４品のレシピをこちら（pdfファイルが開きます）で紹介します。みなさんもご家庭で「体にも環境にも優しい」エコ・クッキングを実践してみてはいかがでしょうか。