じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

ため池の耐震工事を行っています~幕宮池の巻~

こんにちは。上田地域振興局農地整備課 Hです。
上田地域では、ため池の改修工事が盛んに行われているため、一部をご紹介します。

上田市の塩田地域は、雨が少ない地域なので、ため池が「大事な水がめ」として使われています。
平成23年東日本大震災などをきっかけに、地震に強いため池にグレードアップしています。

写真は、上田市別所温泉にある幕宮(まくみや)池の工事です。
幕宮池は江戸時代の1716年に築造され、貯水量が6万tあります。

地震の時に、堤体(ていたい)という水を貯める土の壁の部分が崩れないよう厚くしています。
また、堤体の中にジオテキスタイルという格子状の黒いシートをミルクレープのように重ねて敷いて、堤体を粘り強くします。

ジオテキスタイルの施工中の写真です。
写真の下側が水を貯めるところで、重機のところが堤体です。
(撮影の時は農業に水を使う時期ではないため、水が貯まっていません。)
写真の黒っぽいシートがジオテキスタイルです。堤体の平らなところに敷いています。

敷き終わった写真です。

幕宮池で使用したものは、針金のように丈夫なシートです。3層敷きました。

塩田には、数百年前から守られてきた歴史的なため池が数多くあります。
ぜひ近くへお立ち寄りの際は、ため池を探してみてください。

 

塩田のため池について、詳しくはこちら
塩田まちづくり協議会 https://shioda-machidukuri.jp/

塩田平の自然・歴史・文化について知りたい方はこちら
とっこ館 http://www.shiodanosato.jp/

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