2021.07.30 [ 自然・花便り ]
日本百名山の四阿山へ鳥居峠から登りました!!
上田保健福祉事務所のヤマキチです。令和3年は平年より3日早く、また昨年より16日も早く7月16日に梅雨が明けました。日中は暑くてたまりませんが、ジメジメする梅雨が長引くよりずっとマシで、山に行く機会が増えちょっと得した気分になります。
暑いのでなるべく高い山ということで、じょうしょう気流管内で最も高い標高2354mの四阿山へ行ってきました。梅雨明け後ですので、人気の菅平牧場からのコースを避け、あまり混まない群馬県境の鳥居峠からのコースで登りました。このコースは県内から最短で四阿山に登れるうえ、途中のガレ場などには高山植物が多く見られますので、梅雨明けにはぜひ登って欲しいコースです。
国道144号線の県境の鳥居峠から北に林道に入り、約3kmほど進んだところにある終点の広場に車を止め、準備して出発します。途中の古永井分岐までは、的岩(まといわ)を経由するルートと花童子宮跡を経由するルートがありますので、往路は的岩ルートを使うことにし、カラマツと笹の中の登山道を進みます。木漏れ日の中ですが、無風で蒸し暑くてたまりません。水分をいつ補給しようかと考え進んでいると突然的岩へ到着します。
(的岩ルート登山口)
(早速オダマキがあります。)
(笹で囲まれた登山道)
(ぐんま県境稜線トレイルの標があります。)
(的岩と案内板)
上田市教育委員会の案内板には、
「大きさは、長さ200m、幅2~3m、高さ15mであること。
1~1.5mの六角形状した柱状節理がよく発達し、俵を積み上げたような奇観を見せていること。
四阿山火山の岩層の隙間にマグマが貫入して固まり、その後周囲の岩層が風化と浸食によって崩壊したため地上に露出したこと。
国の天然記念物に指定されていること。
的岩の名称は、源為朝あるいは源頼朝が、この岩を的に弓を射ったとの伝承に由来すること。」
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