2021.08.23 [ 職員のみつけた情報コーナー歴史 ]
上田市天神 Editor’s Museum 小宮山量平の編集室
こんにちは、総務管理課 六郎 です🍎
今回上田駅お城口に出てすぐの若菜館ビルの3Fにある、
Editor’s Museum(エディターズミュージアム)に伺いました📖
Editor’s Museumとは、編集者小宮山量平さんの編集室を再現したような場所です。
編集者のミュージアムと聞くだけでは、想像がつかないですよね。
それもそのはず、日本でも世界でも編集者のミュージアムというのは例がないんですよ。
15,000冊もの本がある本の広場です。
生原稿や原画、作者からの手紙等、宝物が眠っている秘密基地のようにも感じました。
そして、小宮山量平さんとは理論社の創業者で、日本を代表する編集者です。
入ってすぐ小宮山量平さんの年表があります。
小宮山さんは、〖青天を衝け〗で現在話題の渋沢栄一さんのお孫さん渋沢敬三さんの給仕さんだったことがあります。
本物の渋沢栄一さんをその目で見た人です。
渋沢栄一さんに関する本も並んでいましたよ。
理論社の本は誰でも一度は手にしたことがあるのではないでしょうか。
学生のころ読書が苦手だった私も知っている、王様シリーズ👑
この可愛い王様のイラストが印象的です。
小学生の時、図書館にあったな~という懐かしさと、その本を編集し出版した
そんなすごい方がこんなに近くにいたなんて!と感激がありました。
こちらには、こんな貴重なものが沢山あるんですよ。
まず、手塚治虫さんから小宮山量平さんにプレゼントされた貴重な作品。
「おれは猿飛だ」原画 手塚治虫さんのファンにはたまらないですね。
こちらは、漫画家・絵本作家の長新太さん作の絵皿の原画です。
量平さんの次男の結婚式の引出物だったそうですよ。
今回、Editor’s Museumの代表 荒井きぬ枝さんに貴重なお話を伺うことが出来ました。
今の時代は、編集者と作家は顔を合わせることがなくても仕事が出来るけど
編集者は一冊の本を作るために作家の悩みを聞いたり、作家を励ましたり、
裏方だと思われがちだけど無くてはならない大切な仕事ということをお聞きしました。
こんな編集者のミュージアムだからこそ、そのような話を伺えるかもしれませんよ😏
編集者に興味がある方、渋沢栄一ファンの方、本が好きな方に限らず
上田にはこんな素敵なミュージアムがあるということを知っていただけたらと思います😉
素敵な編集室のごく一部を紹介しましたが、まだまだ貴重な作品が沢山あるので
ぜひ足を運んでみてくださいね。
鰯さんが、違う視点でEditor’s Museumについて書いてくださるので乞うご期待◎
Editor’s Museum 小宮山量平の編集室
〒386-0025 上田市天神1-6-1 若菜館ビル3F
TEL 0268-25-0826
開館時間 11:00~17:00
休館日 火曜日
入館料 一般 ¥300
中学生以下 無料
HP http://www.editorsmuseum.com/
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