2021.03.16 [ 職員のみつけた情報コーナーまちづくり文化 ]
劇壇 百羊箱(げきだん ひゃくようばこ)の公演「貴婦人と泥棒」を観劇してきました!@犀の角(上田市海野町商店街)
こんにちは。上田合同庁舎のちゃぴです。
演劇を頑張っている友達(女性)からある日チラシをいただきました。
彼女が出演する演劇の公演の情報チラシです。
そこには「劇壇 百羊箱」の新作公演「貴婦人と泥棒」が令和3年2月27日(土)、2月28日(日)にそれぞれ2公演ずつ上田市海野町商店街の「犀の角」で上演されるということが記載されていました。
「もうこれは行くしかありませんね!」
という感じで観劇してまいりました。そして、感激してきました!
「劇壇 百羊箱」は、伊藤茶色さん主催の演劇企画ユニットです。茶色さんプロデュースで作品や出演メンバーはその時々で流動的なようです。今回の役者さんは、長野上田で活躍するその界隈の猛者(?…女性も男性もみんな素敵な方でした!)が集められたということです。
百羊箱(ひゃくようばこ)というと「百葉箱」。
あえて「羊」を使うことで何か意味のある物を求めているかな?とはじめは漠然と思っていました。
お聞きしましたところ、なんでも出典は、「星の王子様」に出てくる「羊の箱」がモチーフになっているということです。
(ごめんなさい、私存じ上げず…。星の王子さまは私には、とても難しかった記憶があります。)
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今回の上演会場は、上田市海野町商店街にある「犀の角」。
宿泊施設や、劇場、喫茶などもある多角的な施設です。過去の記事
こちらのチラシを友人から今回いただきました。厚い紙で立派なチラシです。
予約は、QRコードを読み込み、オンラインで購入します。今風です。本当に買えたのかな?(購入した時の感想)
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公演当日、犀の角の前には受付を待つ申し込んだ方の列ができていました。私も列の一番後ろに並びます。
受付に行くと、よかったです。私の名前も名簿にありました。ちゃんとオンライン予約できていました!
「受付済んだ方は、こちらに」とお茶の振る舞いがありましたよ。アットホームな感じがします。お茶を飲みながら開場を待ちます。
劇場とゲストハウスを備えた施設、「犀の角」。すごい可能性を感じさせます。
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会場に入ると座席の上にパンフレットなどが置かれていました。座席数は約50席くらいでしょうか。
自分は、そんなに「観劇慣れ」をしていないのですが、今日の舞台は、何かが自分の中のいつもの劇場のイメージと違うのです。
あっ!緞帳というか…幕がないのです。そこがポイントですね。
(アルクママさん、宝塚の劇場にある銀橋(ぎんきょう)もないんです。)
緞帳がない中、どのように場面展開をしていくか興味深かったです。狭い空間を効果的に照明、暗転を用い場面を演出していました。
なお、ちらばった写真は、川をイメージしています。私の中ではイメージは「千曲川」でした。違うかな?
右の部分が河原の場面になったりして、場面の展開に効果的に使われます。左側が「貴婦人のお宅」の場面で使われていました。
演者と観客の距離も本当に近く、演技の熱量を身近に感じることができました。
劇の内容は、貴婦人が足を怪我して、ホームヘルパーを息子さんが頼んだら、実はそのヘルパーの会社が…と話は発展していきます。
役者さんたちが、たとえばその苦悩を狭い空間の中、照明などを有効に使ってみごとに表現、演じていました。
今回、自分の中で演劇という新たな世界に触れることができ非常に貴重な機会でした。とてもよかったです。
「劇壇 百羊箱」も「犀の角」もこれからの活動が楽しみですね!
「劇壇 百羊箱」の関係の皆さま、お疲れさまでした。
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劇壇 百羊箱
犀の角 上田市中央2丁目11-20
TEL:0268-71-5221
FAX:0268-71-5226
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