2013.02.17 [ 職員のみつけた情報コーナー文化 ]
県宝に指定されている校舎【旧和(かのう)学校校舎】
地域政策課のNです。
東御市海善寺にある東御市立和小学校に隣接して、長野県宝に指定(昭和54年県指定)されている旧和学校校舎があります。
石門の奥にある、土蔵造りのような白壁の堂々たる建物、これが「旧和学校校舎」です。
この学校は、明治12年(1879年)に建てられました。県内では、佐久の中込学校、松本の開智学校(こちらは、いずれも国指定重要文化財)に次いで古く、上小地域では最古の学校建築です。
この校舎は、当時の和村(かのうむら)村民の熱意により建てられました。「和魂洋才」型の人間を育てることを目的とし、建物も、屋根は瓦葺入母屋造の和風建築。内部は、アーチ型の入口や板張りの床の洋風建築になっています。
昭和37年(1962年)を最後に学校校舎としての役目を終えてからは、「和学校記念館」として、教育資料、民俗資料などが展示されています。
なお、偶然ですが、旧和学校校舎については「KURA 2月号」の信州遺産のページで特集されていますので、そちらもあわせてご覧ください。
地図は、こちら↓↓↓
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