地域政策課のＨです。

千本桜まつりが盛大に行われた上田城跡公園ですが、これに続き上田３大祭りの一つ「上田真田まつり」が４月２９日に開催されました。
そこで、よいお天気にも誘われて参加してきました。

おまつりでは様々なイベントや催し物が午後半日かけて行われますが、メインとなるのは「真田軍武者行列」と「真田軍VS徳川軍　決戦劇」でしょうか。

初めに上田城櫓門前の駐車場で開会式・出陣セレモニーが行われました。
セレモニーでは信州真田鉄砲隊研究会による砲術が、また、常田獅子保存会による上田獅子が披露されました。
鉄砲隊の砲術は迫力満点で、上田獅子はその独特な姿と舞いが印象的でした。

いよいよ、真田軍の武者行列の出陣です。

真田昌幸公には真田幸村の子孫である真田徹さんが、また真田信繁（幸村）公には第４回真田幸村コンテスト優勝者で信州上田観光おもてなし武将の阿部周平さんが、そして真田昌幸公奥方には信州上田観光大使で歴史アイドルの小日向えりさんが扮します。

そして、もう一つのメインイベント第一次上田合戦をベースとした「真田軍VS徳川軍　決戦劇」。会場である中央２丁目交差点の周辺には開始まで１時間近くもあるというのにすでに多くの皆さんが観戦場所確保のため待機しています。
いよいよ、決戦劇の始まりです。
真田昌幸公と真田十勇士が襲い掛かろうとする徳川軍を挑発し、真田十勇士の一人ひとりが徳川軍を蹴散らします。

砥石城から駆けつけた真田信之公も応戦しますが怪我を負って危ない状況に・・・と、そこへ上杉家に人質として身を寄せていた真田幸村公が上杉の命を受けた越後の忍び「軒猿衆」とともに援軍に加わります。

最後は真田の知略もあり、徳川軍を撃退し勝鬨を挙げてフィナーレ。
この劇の素晴らしいのは、出演者のほとんどが地元の素人の皆さんということ。芸達者です。
また上田城内に引き込んでの火略や神川をせき止め決壊させる水攻めなどのシーンは地元ダンスチームの子どもたちによるパフォーマンスで表現していましたが、その見事なダンスに圧倒させられました。

真田まつりではこの他に九度山町など真田氏ゆかりの市町村による観光PR・物産販売ブースなどがあったり、戦国グッズマーケットが開催されたり、お神輿や太鼓１００人揃い打ちなどが披露されたり、このブログでも紹介されたゆるキャラによるショーがあったりと、とにかく盛り沢山。
上田市内を散策しながら１日ゆっくりと楽しみました。