2018.12.10 [ 職員のみつけた情報コーナー歴史 ]
伊賀流手裏剣打選手権大会に出場しました!
その中でも、特に興味深いと感じたのが、手裏剣を打つ前に「九字護身法を唱える」というもの。
少しわかりづらいですが、的の手前、左側のところに、漢字が9つ縦に並んでいます。
これが、九字護身法の「九字」にあたるもので、神仏の加護を祈念する方法なんだそうです。。
それぞれ、「臨(りん)・兵(ぴょう)・闘(とう)・者(しゃ)・皆(かい)・陣(じん)・列(れつ)・在(ざい)・前(ぜん)」と読みますが、これを暗記し、審査員に聞こえるように大きな声で、スムーズに唱えなくてはいけません。
唱えられられなかったり、カンニングをしたりした場合は、減点対象になってしまうとのことで、前日の夜に必死で覚えました。。
さて、こちらは、一緒に大会に出場したイリュウ丸(競技名)さんです!
予選会での服装は自由なので、普段着の方からバシッと忍者装束に身を包んだ方まで、みなさん思いおもいの服装で参加されていました。
参加者は大半が男性でしたが、中にはかっこいい くノ一 の姿も!
自分の順番が回ってくると、まず競技名と意気込みを聞かれます。
投打位置に移動し、手裏剣を受け取ってから、審査員に一礼をし、さらに的に向かって一礼をします。
そのあと、先ほどの九字護身法を唱え、
いざ手裏剣を打つ!
のですが、これがなかなか難しいんですね。。
実は、私も一緒に出場した仲間も、手裏剣初心者。
お恥ずかしながら、大会当日に初めて手裏剣を投げました。(事前に、大会出場者のための練習日が設けられていたのですが、皆参加できないまま当日を迎えてしまいました。。)
参加者の中には、「今日初めて投げます!」という方も少なくなく、心強くはあったのですが、投打位置に立ち、手裏剣を受け取って初めて、重さとか、大きさとか、手触りとか、そういったことを知りました。
手裏剣を持ってみて、まず第一に感じたことは、「意外と重い!」そして「刃が鋭い!」でした。
上手に、慎重に持たなければ、自分の手が切れてしまうのではないかと思うくらい鋭利で驚きました。
さすが手裏”剣”…剣なんですね。。
的が檻でしっかり囲われているのも、納得がいきます。
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