じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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別所線の魅力 カエルの運転士 丸窓まつりとクラフトフェア

 上小地方事務所のY夫です。

 9月最後の土曜日、別所温泉駅で上田電鉄の丸窓まつりが開催されました。駅の裏手に展示されている「丸窓電車」前の駐車場が会場です。丸窓電車は、昭和3年(1928年)から昭和61年(1986年)まで別所線を走っていた「モハ5250」という電車です。ドアの戸袋の窓が丸い形をしていることから「丸窓電車」と呼ばれていますが、引退した今でも人々に愛され、別所線を代表する電車です。駅には、この車両が展示されているんです。

 別所線存続支援キャラクター「北条まどか」の等身大写真を横目に、普段は見ることのできない電車内部を見学。板張りの床、木製の窓枠。動いていた頃の電車に乗りたくなります。
 ふと、運転席を見ると、なにやら緑色のものが運転席に座っています。電車を降りて前に回ってみるとカエルの運転士。金太郎の腹巻をしています。去年はなかったなあ。

 車内には、懐かしい写真が展示されています。別所温泉や下之郷などの古い駅舎、丸窓電車など昔走っていた電車など。「別所線 町に生きる」という別所線の駅舎や電車の写真集を出された橋詰芳房さんの写真です。高校生時代から撮りつづけたものだそうです。写真集については、こちらのブログで紹介しています。

 この日は、北条まどかのイメージキャラクターである林恵理さんが、安楽寺や北向観音を観光案内してくれる企画もあったのですが、都合があって間に合わず。残念。林さんを前に撮ったのはこちら

 別所温泉駅の向かいにある日帰り温泉施設「あいそめの湯」の横の芝生広場では、これも恒例のクラフトフェアが同時開催されていました。織物や木工、陶芸、ガラス、革製品など、約50人ものアーティストが参加しています。展示販売だけでなく、実演も多かったです。

 我が合同庁舎近くの「どうぶつ通り」こちらのブログをどうぞ)に置きたい動物たちの横で、これらを作ったと思われる方がチェーンソーで作品を作っています。

 別のテントでは、ピンセットを持った女性が、とても小さなお家や食べ物を器用に作っています。「ドールハウス」っていうんでしょうか。

 会場には、上田名物の「美味だれ焼き鳥(おいだれやきとり)」こちらをどうぞ)の店も出ていますし、旧丸子町にある直売所「あさつゆ」の農産物も出張販売されています。
 今年で第6回ということですが、完全に定着した別所温泉の秋のイベントになりました。。

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