2013.10.18 [ 職員のみつけた情報コーナー ]
上小ふしぎ発見!?(その13) 美ヶ原高原の日本一とは??
ミステリーハンター見習いのKです。
以前、日本最短の県道を紹介しましたが、他に日本一はないかと探していましたら、ありました!
それは、このブログで何回も登場している美ヶ原高原にありました。
美ヶ原高原には何度も行っているのですが、最近はニホンジカの生息数調査で行ったのが最後で、「シカ牧場」という印象しかありません。生息数調査についてはこちらをご覧ください。
さて、美ヶ原高原にある日本一は美ヶ原高原美術館です。同美術館は昭和56年(1981年)6月に開館した、牛伏山の東側斜面におよそ350の現代彫刻が常設展示されている野外彫刻美術館です。この場所が標高2,000mあり、日本一高い場所にある「美術館」なんです。
ということで、9月の連休に美ヶ原高原に行ってまいりました。やはり高原ということで、上田市の気温は28℃でしたが、こちらは20℃ほどで半袖では寒く上着を着込むほどでした。
美術館のモデルコースは2つあり所要時間はそれぞれ30分とのことですが、彫刻だけでなくマツムシソウなどが咲いており、とても30分では回りきれません。
そして、この日は私の行いが悪いのか、台風の影響でしょうか霧が出て視界が利きません。ビーナスの城から牛伏山方面を見ていると、霧の切れ間から一瞬王ヶ頭にある電波塔が見えましたが、その後は、風も強まり美術館の建物も霧に隠れるようになってしまいました。
ところで、美ヶ原高原美術館の日本一はこれだけではありません。日本一高い場所にある「道の駅」でもあるんです。
美ヶ原高原美術館は、平成19年(2007年)8月に道の駅に登録されました。道の駅は今年4月1日までに、全国で1,004駅、県内に41駅、上小地域には6駅登録されています。美ヶ原高原美術館以外の上小地域の道の駅は次のとおりです。
みまき(東御市)、マルメロの駅ながと(長和町)、上田 道と川の駅(上田市)、雷電くるみの里(東御市)、あおき(青木村)
こちらの施設ですが、美術館なのでショップやお食事処も充実しています。ショップでは、美術館のオリジナルグッズの他に、朝採れの地元の野菜や乳製品、地ビールなど地域の特産品もあります。お食事処も2つあり、ちょうど昼時でしたので和食処で「美味だれ」のかかった鶏肉のランチをいただきましたが、ボリューム満点で、お腹が苦しくなるほどでした。
展望テラスの階段脇では「美ヶ原高原水」が飲めます。この水は、標高1,700mから汲み上げた水温5℃の超軟水で、美ヶ原高原美術館ではこれを浄化して使っているとのことです。ペットボトルやポリタンクで持ち帰る方もいました。
なお、ショップ等の利用は美術館が開館している午前9時から午後5時までとなりますが、駐車場やトイレは24時間利用可能です。
ただし、ビーナスラインや県道美ヶ原公園西内線などの冬季閉鎖期間中は閉館となります。今年の開館は11月17日(日)までの予定とのこと。少し厚着をして出かけてみてはいかがですか。
日本一高い場所にある「美術館」で「道の駅」の
美ヶ原高原美術館はこちら↓↓↓
住所:上田市武石上本入2085番地70
電話:0268-86-2331(代表)
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