じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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上小ふしぎ発見!?(その10) 日本最短の県道??

 暑中お見舞い申し上げます
ミステリーハンター見習いのKです。

上田駅前に日本一短い県道があるとの情報を得たので、真偽を確かめに現地に赴きました。と言っても、通勤路のすぐ近くなので、少し回り道をしただけですが(^^)v


 それは、上田駅お城口交差点「一般県道 上田停車場線」です。

この県道の延長は、な、なんと7m。そして、幅員は歩道を含めて20.55mで延長の約3倍です。
 上の写真は、1枚目の写真で自動車が止まっている手前の横断歩道近くを別の場所から撮ったものです。正確ではありませんが、黄色の線で囲まれた部分が上田停車場線の延長7mの部分です。

県道を管理している上田建設事務所の管内図を見ましたが、国県道の一覧表に名前はありますが、駅前を拡大した地図にも道路を示す線はありません。もっとも、縮尺が2万5,000分の1の地図では0.28mmしかない訳で描き込めと言う方が無理だとは思いますが・・・

地図にあるのは、道路の起点を示す二重丸だけ。でも、どんなに短くても終点の表示がないのはおかしいと思い、建設事務所に確認しました。すると思いがけない答えが!

 曰く、「実は、上田停車場線国道141号と交差する『中央1丁目』の交差点まであるので、延長は126.4mなんです。」と。そう言われて、前記の地図を見るとくだんの交差点には終点の表示があります。
 右の写真は、中央1丁目交差点から上田駅方面を撮ったものです。中央の青地の案内標識の先が上田駅お城口交差点になります。

では、何故、7mと言われるのか聞くと、「駅前から中央1丁目の交差点までは、主要地方道 長野上田線との重用になっていて、この部分が119.4mあるので実延長は7mになります。」とのこと。

このため、日本一短い県道を名乗っていた広島県道 204号 安登(あと)停車場線を紹介した、昨年10月5日のめざましテレビの中で、実は、日本一短い県道は長野県にあると紹介され、上田停車場線が一躍脚光を浴びることになったようです。

 広島県の前記の県道は、総延長、実延長ともに10.5mなので、総延長では広島の県道が、実延長では上田停車場線が短いことになりますが、建設事務所の方によると、全ての都道府県道を調べた訳ではないので、実延長7mが日本一とは断定できないとのことでした。
 左の写真は、上田停車場線の起点となる上田駅お城口交差点(手前の横断歩道付近)から終点の中央1丁目交差点(路面が明るくなっている辺り)まで、この県道の全長が写るように撮ったのですが、リサイズしたら分かり難くなってしまいました。

私には総延長と実延長のどちらで比較するのがいいのか分かりませんが、いずれにせよ、かなり短い県道が上田駅前にあることは確かなようです。

余談ですが、日本一長い都道府県道は新潟県の佐渡島にあり、長野県一長い県道は諏訪市と小諸市を結ぶ主要地方道 諏訪白樺湖小諸線だそうです。

一般県道 上田停車場線の起点はこのあたり↓↓↓

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