じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

長和町の不思議な石

川が禁猟期間に入り、釣りができなくて悲しい釣りバカONOちゃんです。

さて、久しぶりに長和町の道の駅「マルメロの駅ながと」に行ったら“ミステリーハンター見習いのK”さんが喜びそうな“上小ふしぎ発見!?”的面白ポイントを発見したので皆さんにご紹介します。

長和町の道の駅「マルメロの駅ながと」は上田市丸子から和田峠・大門峠を抜けて諏訪方面に行く国道152号線の気持ちいい直線コースの途中にあります。


ここの駐車場は広々していて、コンビニはあるわ、農産物直売所はあるわ、食堂が複数あるわ、隣に日帰り温泉施設はあるわでとっても充実しています。

この道の駅と隣の日帰り温泉施設「やすらぎの湯」との境目の辺りに、ちょっと目を引く場所があります。

遠目にはお社しか見えませんが、このお社の両側になにやら変わった石が鎮座しています。

向かって左側に「牛石」。


右側に「耳石」。

確かに形が牛や耳に似てなくもない・・・耳石に至っては耳の穴とおぼしきちっちゃな穴が開いています。

案内板には、
昔、この一帯は笹が一面に生えていた。
ある時、新作の神様が平地を切り開こうと牛に乗って来たが、この地の入口で牛は石になってしまった。
神様はここの笹原を焼き払い、田畑を開いて五穀が採れるようにして村人に土地を分け与えた。
村人は感謝し、「笹焼き明神」として崇めておまつりをし、石になったこの牛を「牛石」と呼ぶようになった。
当神社は、笹焼きを“囁”と捉えて「耳石」を置き、両側より囁くと縁が結ばれるという縁結びの神様として知られています。
お一人でも片側から神社に向かって囁くと願い事がかなうと言われています。

と書かれています。

なるほど、耳石に穴があるのは囁くためなのですね。
私もこの「ささやき神社」でしっかりお参りしました。(縁結びではありませんよ。念のため。)

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