こんにちは!上田水道管理事務所のS.A.です。
今回は③ということで、現在も進めている「諏訪形浄水場の浄水池の増設工事」についてご紹介いたします。
浄水池とは浄水処理した水道水を一時的にためておく池(水槽)のことをいい、そこから皆さんのもとへと水道水が送られています。
今回は非常時にも水が足らなくならないようにさらに浄水池を増設しています。
増設工事については長野県企業局発行の“けんえいすいどう”2019 vol.2 でも紹介しています。
https://www.pref.nagano.lg.jp/kigyo/infra/suido-denki/suido/suido/josuido/kouhoshi.html
今回はその発展バージョンで、少しマニアックな内容になっています。笑
では本題に入っていきます!
今回の目玉は、現在も水を送り出している送水管から、新たな浄水池へと水を送るために、断水を起こさずに分岐を作る「不断水分岐工法」による工事が進められました。それも小さな送水管ではなく、人が管の上に立って歩けるほどの大きなサイズの送水管から水を止めずに分岐を作るということです!
ものすごく高い技術が必要な工事現場を見学させていただいたので、皆様にも! 素人ながらもご紹介できればと思います。
工法の簡単なイメージでは、水が漏れないように管の周りを覆います。覆ったところで、中の密閉空間で送水管の一部をくり抜き、そこに新たな分岐の口を作るといった流れです。では写真とともに見ていきましょう。
まずは地下を通る送水管のところまで掘っていきます。
でてきました。直径80㎝の送水管です。この送水管に分岐を付けて、新たに増設中の浄水池につなぐ水の道を作ります。この送水管を覆い、分岐を作るための器具をつけていきます。
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