2020.02.14 [ 林務課 ]
長野林政協議会千曲川上流流域部会を開催しました
上田地域振興局林務課のKKです。
2月6日(金)に、令和元年度の長野林政協議会千曲川上流流域部会を開催しました。(今年度は当課が幹事で、来年度は佐久の当番です。)
長野林政協議会は、長野県内の国有林及び民有林の林政を統一的に推進するために設置されている組織で、林務部長が会長、中部森林管理局次長が副会長を務め、林務部及び中部森林管理局の職員で構成されています。協議会の中には、流域ごとに必要な事項について協議又は調査するために5つの流域部会が設けられており、当課は佐久地域振興局林務課、東信森林管理署とともに千曲川上流流域部会を構成しています。
流域部会では、その年のトピックス的な施設を見たり、話題の人に話を聞いたりしているのですが、上田地域振興局管内では、今年の春から木質バイオマスの発電施設が稼働を始める予定であることから、流域部会を開催する前に、現在工事中の当該施設を視察させていただくことにしました。
施設の外観は次のとおりです。
手前左が管理棟、右側が木材をチップに加工する施設、その奥に続く高い建物がチップの貯留施設、貯留施設の左に見える煙突の下にボイラー、発電施設があり、左奥のクレーンの手前に見えるのが蒸気を空気で冷やすための排熱施設です。
管理棟の2階のプレゼンルームで、この発電施設を運営する信州ウッドパワー株式会社の代表取締役であり、信州ウッドチップ株式会社の代表取締役でもある陰山さんから説明をお聞きしました。
約40分、管理棟で説明をしていただいた後、外に出て工事中の施設を30分以上かけて視察させていただきました。
その後、上田合同庁舎に移動し、庁舎内の会議室で、各署局から提出された議題について、2時間余り、意見交換や報告、情報提供を行いました。
流域部会では、千曲川上流域の国有林及び民有林の林政を統一的に推進するという所期の目的を達成するための取組をこれからも続けてまいります。
なお、木質バイオマスの活用については、第24回木と緑のフォーラムin信州うえだ(日時・会場は下記のとおり)のメインテーマとなっており、基調講演や事例報告があります。興味のある方はぜひ、足をお運びください。
入場は無料、申し込みも不要です。
日時 2020年2月27日(木) 午後1時~4時15分
会場 上田市文化センター大ホール(上田市材木町1-2-3)
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