2017.09.14 [ アーカイブ ]
「きのこ中毒予防月間」が始まります。
【毒】カキシメジ ・・・ 茶色いきのこ。かさの裏側(ひだ)は白色で茶褐色のシミができる。事故多い。
【毒】ドクササコ ・・・ 北信地域に目立つ、手足の先端の痛みが長期間続く。
【毒】テングタケ ・・・ 神経障害、けいれんなどを起こす。
【毒】ニガクリタケ ・・・ クリタケに似る。死亡事例あり。
【毒】ネズミシメジ ・・・ シモフリシメジに似ている。かさの表面は灰白色。
【毒】ドクヤマドリ ・・・ イグチの仲間、かさの裏側はスポンジ様。
【毒】チチアワタケ ・・・ ハナイグチに似る。
※きのこ採取で山に入る前に、代表的な毒きのこの特徴をしっかり覚えましょう。
【野生きのこ販売所関係者の皆様へ】
〇過去に長野県内でも、誤って「毒きのこ」を販売してしまった事例が複数あります。
事故発生の主な原因
(1)食用きのことして陳列したパック内に1~2本「毒きのこ」が混ざっていた。
(2)販売所が、仕入れたきのこの中身を確認していなかった。
(3)販売所に「きのこ鑑別」ができる従事者がいなかった。きのこ採取者が持ち込んだきのこをそのまま陳列販売していた。
※毒きのこと知らずに販売してしまったとしても、販売者責任が発生します。
〇毒きのこを販売しないために
(1)名前が不明なきのこは、陳列・販売しない。
(2)販売する野生きのこの種類(範囲)をあらかじめ決めておく。
(3)販売所で自ら「きのこ鑑別」ができる職員を育成する。あるいは適任者を雇用する。
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