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こんにちは！農業農村支援センターのみずもです
「食べて知る、北信州のおいしさ」第10回として、今日は飯山・富倉そばの名店「かじか亭」さんをご紹介します🏃‍♂️

▶かじか亭とは？▶
かじか亭さんは、富倉そばの伝統を守り続ける手打ちそばの名店です
場所は、飯山市街から新潟県上越市方面へ向かう国道沿い、富倉トンネル手前を左折したところにあります
今年春にリニューアルオープンしたばかりで、旧小学校の校舎を改装した大きな建物が目印です

店内はテーブル席と座敷があり、ジャズが流れる落ち着いた空間でゆったり過ごせます

▶富倉そばは「幻のそば」▶
富倉そばは、つなぎに希少な山菜「オヤマボクチ」の繊維を使う伝統の手打ちそばです
強いコシと香り高い風味が魅力ですが、オヤマボクチの加工に手間がかかり、熟練の技が必要なため、提供できる店はごくわずか。その希少性から「幻のそば」とも呼ばれています
オヤマボクチは、別名「山ごぼう」でも知られているキク科の多年草
この名前は、葉を乾燥させて火起こしの火口（ほくち）として使っていたことに由来しています

▶実際にいただきました！▶
かじか亭さんは、地元・飯山産のそばをその都度製粉し、店頭ではそば粉の産地と品種を表示されています
また、そばと一緒に飯山の郷土料理も楽しめるのが魅力

▼店長おすすめの「笹ずしセット」と本日の天ぷらを注文しました

▼まずは前菜の採れたてわらび
「そばが茹で上がるまでに、よかったらどうぞ」と添えて出してくださり、さりげない心遣いがうれしいです

▼笹ずし
川中島合戦の際、休息中の上杉謙信軍に地元の人がふるまったのが始まりとされ、「謙信ずし」とも呼ばれます
笹の葉の上に酢飯と山菜、味噌漬け大根、クルミがのっています　酸味控えめの酢飯と具材の食感が絶妙です