2025.01.29 [ 産業・就業・移住商工観光課地域づくり・県民参加アーカイブ ]
北信州の伝統的工芸品について
こんにちは、商工観光課です。
今回は北信州から足を延ばし、塩尻市にある「道の駅木曽ならかわ」にお邪魔してきました。ここでは、併設された「木曾くらしの工芸館」に、長野県内の伝統的工芸品を紹介する常設展示場が設けられています。
今回は、その展示の中から、北信地域の伝統的工芸品をご紹介します。
北信地域には、暮らしを支え続けてきた伝統的工芸品が多くあります。
まずは、国指定の伝統的工芸品です。
【飯山仏壇】
飯山市では、本組み木地、弓なげし、宮殿の肘木組物、胡粉盛り蒔絵等の伝統的技法により、特徴ある塗り仏壇が製造されています。
【内山紙】
飯山市と周辺地域では、原料全てに楮を用いて、雪の上で天日にさらす等の特徴的な工程を経て、強靭で通気性、通光性、保湿性に優れた紙が製造されています。
続いて長野県指定の伝統的工芸品です。
【信州竹細工】
山ノ内町では、深い雪の中で育つ根曲り竹を用いた箕、ざる、皿、篭等の竹細工が製造されています。
(長野市戸隠地域が産地の工芸品も含みます)
【あけび蔓細工】
野沢温泉村と周辺地域では、あけびの蔓を用いた玩具や篭等の日用品が製造されています。
【栄村つぐら】
栄村では、稲わらを用いた飯つぐらや猫つぐら等が製造されています。
【小沼箒】
飯山市では、地元で生産したホウキグサを用いて、多様な用途に対応する様々な箒が製造されています。
この展示場は、長野県の県民参加型予算を活用して整備され、令和6年8月2日に開設しました。北信州から離れた地域で、伝統的工芸品をご覧いただける貴重な場所です。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください!
【詳細】「道の駅木曽ならかわ・木曾くらしの工芸館」ホームページ
https://kiso.or.jp/
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