雪に恵まれ、新幹線駅がある北信地域は、首都圏・関西圏からのアクセスがよく、ウインタースポーツなど雪を求める移住者に人気の高いエリアです。

北陸新幹線が敦賀まで延伸し、関西や中京圏への情報発信を一層進めるため、県の名古屋・大阪事務所で移住相談を受けている信州暮らし案内人（移住相談員）を招き、市町村担当者との情報交換会や現地視察を１月22日、23日に行いました。

1日目：移住・定住担当者情報交換会

管内市町村と県の担当者が集まり、それぞれの取組など情報交換を行いました。

県からは、移住のトレンドや大阪・名古屋事務所での移住相談の状況を説明、市町村からは日頃の悩みや課題の共有を行いました。多くの市町村では、空き家の活用や外国人移住者の受け入れ支援などの課題があり、他市町村の取組事例や意見交換が参考になったようでした。

２日目：管内現地視察

移住相談員が移住希望者に生の経験を伝えられるよう、北信地域の生活や教育環境、冬の交通事情を体感していただきました。特徴のある教育施設や農産物直売所のほか、スーパーマーケット、移住者が営む飲食店などをご覧いただきました。

移住相談員の感想🌞
・たいへん勉強になり、また貴重な体験となった。
・市町村の取組がとても参考になった。現地視察では、子育て支援施設や生活情報など、多岐にわたって紹介をいただき、非常に充実した視察となった。
・関西や中京圏でも、北信地域へスキーで訪れたことがあると馴染みがある人は多い。２日間の経験をもとに、北信地域への移住に繋がるよう情報発信をしていきたい。

北信地域と一括りで言っても、生活状況や降雪状況も市町村や地域によっても様々。移住希望者にあった地域が見つかるように、今後も取り組んでいきます。