こんにちは。商工観光課です。

突然ですが、皆さんは「秋山郷」という地域をご存じでしょうか。

秋山郷とは、長野県の最北端に位置し、信濃川の支流、中津川の上流域に点在する集落の総称で、長野県と新潟県にまたがる狭谷地帯のことです。

この地域の特徴は何といっても、まさに日本の原風景ともいえる特色を色濃く残す「秘境」だという点です！秋は山肌迫る渓谷に紅葉が広がり、冬は深雪で一面真っ白に覆われる地域で、秋山郷の人々は自然とともに生き、先人たちの知恵と豊かな温情を大切にしながら暮らしています。

そんな多くの魅力を持つ「秋山郷」について、令和6年11月24日（日）に、東京都中央区の銀座NAGANOでセミナー「秘境に生きる ～豪雪の地で育まれた 自然と共に生きる術(すべ)～」を開催しました！

本セミナーでは、マタギ・研究者など秋山郷の専門家を講師としてお迎えし、スライドや写真を用いて 秋山郷の①「地域に根差した話」、②「移住者とマタギについての話」、③「山村地域の歴史・文化、研究者から見た秋山郷についての話」の３つのテーマでお話をしていただきました！

現役のマタギをされている講師からは、実際の狩りで使う道具の説明及び実演や狩りの掟、山の神への信仰の話など普段はなかなか聞けないようなお話をお聞きすることができ、参加された方々はどなたも真剣に耳を傾けていらっしゃいました。

また、秋山郷で採れた菊芋やヒラタケ、ウドなど地元の食材をふんだんに使った料理も振舞われ、参加者の方々に大好評でした！    

このセミナーを通じて非常に魅力的な秋山郷地域のことを多くの人に知ってもらい、興味を持っていただくきっかけになれば良いと思います！

まだ秋山郷に行ったことがない、名前は知っているけどどんなところか詳しくは知らないというそこのあなた。この機会にぜひ秋山郷を訪れてみてはいかがでしょうか。