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映画「シンペイ~歌こそすべて~」が、長野県内で先行公開中です!

商工観光課です。
映画「シンペイ~歌こそすべて~」が、長野県内で11月22日から先行公開されています。
先日、さっそく観に行ってきました。

中野市生まれの中山晋平は、「シャボン玉」、「うさぎのダンス」、「てるてる坊主」など、多くの童謡を作曲した人物として有名ですが、「カチューシャの唄」、「ゴンドラの唄」、「東京行進曲」など、大正から昭和のはじめにかけて多くの流行歌を作った売れっ子の作曲家でもありました。

映画は、晋平が音楽の夢を抱いて上京、師であった島村抱月の「歌は大衆とともにある」という意志を継いで曲作りに励み、いろいろな人との出会いや別れを経験して大成し、その後の晩年までを描いています。(詳細はぜひ映画で!晋平がなぜ音楽家を目指したのかもわかります)

『シンペイ~歌こそすべて~』公式HP https://shinpei-movie.com/

(【©「シンペイ」製作委員会2024】

この映画では、長野県内の、明治、大正、昭和の時代を残す建物や、のどかな川辺の風景がロケ地として使われています。

信州上田フィルムコミッションでロケ地マップを発行しています。映画を見ながら、また、見た後で、このシーンのこの背景はどこの場所?と、ロケ地を見つけるのもおもしろいところです。

ちなみに、北信管内では、追憶の中で晋平の子ども時代の風景として、中野市の新野神社が出てきます。(他には「野沢温泉」の名称も)

 

(信州上田フィルムコミッション発行 「シンペイ歌こそすべて」ロケ地マップ

物語は曲作りを中心に進行し、晋平の作った数々の歌が映画の中で歌われます。
(晋平が生涯で作った歌は約3000曲と言われています)

晋平役は歌舞伎役者の中村橋之助さんが演じています。若かりし頃の晋平が怪訝な顔をするシーンがたびたび出てくるのですが、その表情が絶妙で素晴らしいです。

エンドロールでは上條恒彦さんが歌う「ゴンドラの唄」が流れます。映画を見た後に、このメロディーが頭の中にいつまでも残り、知らないうちに口ずさんでいました。

この映画を見て、中山晋平をより深く知ることができました。

なお、晋平の生まれ故郷の中野市には、「中山晋平記念館」、「晋平の生家」、映画のロケ地になった新野神社があります。こちらもぜひ訪れてみてください。
(※中山晋平記念館は令和6年12月3日~20日の間、改修工事のため臨時休館となります)

 

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