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【長野県立大CSI×飯山高等学校】地元で働くゲストと考える「働くこと、学ぶこと」

こんにちは。企画振興課のしなのすいーとです。

県立大CSIと連携して、飯山高等学校探究科で、高校生が深く学び、魅力的な就労・起業をイメージできるよう実施している「学び」「起業」支援事業前回は、県立大グローバルマネジメント学部の馬場智一(ばば ともかず)准教授を講師にお呼びし、問いを立て、その問いについて話し合う哲学対話を行いました。(哲学対話の様子はこちら

今回は、地元飯山で働く事業者4名をゲストにお迎えし、「働くこと、学ぶこと」を一緒に考える機会を設けました。はじめに、ゲスト4名と飯山高校の中村先生から、ご自身の高校時代のことや現在の仕事のことなどを交えて自己紹介いただきました。

ゲスト1人目は、Faith Farm 水野 尚哉さん
農業に取り組まれた経緯や、世界最高米に選ばれた時の感動を生き生きと語る姿からは「本当に楽しんで仕事をしているんだ」いうことが伝わってきて、とても羨ましく思いました。

2人目は、隣の家 House Next Door モーガン 麻衣子さん
留学や海外での勤務経験を経てたどり着いた飯山の魅力を存分に語っていただき、「色んな経験を積んで、羽ばたいて戻ってきて」という力強いメッセージをいただきました。

3人目は、なべくら高原 ひぐらし農場 木内 晴基さん
学生時代から熱中したテニスの経験が今に繋がっているとのお話に、共感する生徒さんも多かったのでは。「自分が夢中になれること探しが仕事につながる」との言葉には問いの答えがありそうです。

ラストは、戸狩温泉アルペンプラザ 水野 学さん
青春時代はダイビングに打ち込んだ水野さん海から山へ舞台を変えて働く根底にある、自分自身が常に楽しんでいたいという思いや、好きなこととの出会いの大切さを感じました。

続いて、生徒たちのグループにゲスト1名が参加して「働くこと学ぶこと」をテーマに対話を行いました。「なぜ休みは土日しかないのか?」「生涯暮らしていける額を稼いだら、もう働かなくていいのか?」など前回の哲学対話で出された問いについて、ゲストと一緒に考えました。

「自分に合った職業をどうやって見つけたらいいのか?」「好きなことを仕事にしていれば休みがほしいとはあまり思わないのでは?」漠然としていた働くイメージが、少しずつ鮮やかになっていきます。

生徒の皆さんからは、
「働くって大変なことが多いと思っていたけど、仕事が好きでライフワークになっていると聞いて、そんな仕事をしたいと思った」
「働くことや学ぶことについて、深く考えることができてよかった。実際に働いている方の話を聞けて、これからの参考になり、みんな色んな事を経験して今にたどり着いているんだなと思った。意味がないと思った事柄も何かしら役に立つことがあると改めて実感できた。自分もいろんなことを経験していきたいと思った」
といった感想が寄せられました。

普段の活動範囲ではなかなか出会うことのない大人と意見を交わすことで、自分の将来を考える刺激になったのではないでしょうか

可能性を大いに秘めた高校生の皆さん今まで、そしてこれからの経験を通じて、自分だけの「好きなこと」を見つけてほしいと思います

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