こんにちは、山が好きな林務課のIです。
２月の連休に、２泊３日で爺ヶ岳登山に行ってきたのでその様子をご紹介します！

※今回紹介する道は、冬季限定のバリエーションルートとなります。冬季の登山は、十分な装備と技術を持ったうえでお越しいただくようお願いします！

冬季の爺ヶ岳登山口は、夏季と異なります。
夏季は扇沢から登り始めるのが一般的ですが、冬季は鹿島集落から東尾根を経由して登ります。

登山口には道標が立っています。

登り始めてすぐに急登になり、その後尾根に出ます。
休憩中に手袋を外したら、はめるときには凍ってくるほど気温が低いです！

途中の小ピークの斜面に雪洞を掘り、１日目はそこで泊まります。
雪洞の中は外に比べたらずっと暖かいです

２日目は山頂を目指します。
途中、核心部のナイフリッジ（鋭く切り立った尾根）を通ります。
先輩の後を、終始緊張しながら進んでいきました

東尾根と白沢天狗尾根の交差点には道標があります。

腰まである雪をワカンでラッセルしていきます。
今回は風雪が強く、山頂前で撤退しました

戻ってきたら雪洞でもう１泊します。
次の日の朝は昨日と打って変わってきれいな青空でした。
（この後すぐ山頂は雲がかかってしまいましたが・・・）

大町の市街地も見えます。

行きに通った道を戻ります。
最後の急な下り坂を恐る恐る進み、無事に戻って来ました。

途中怖い箇所もありましたが、すごい経験になりました！
次登るときには山頂まで行きたいですね

十分な準備を行ったうえで、ぜひお越しください！
登山の際には、登山届もお忘れなく！