2015.06.26 [ 北アルプス地域の自然・景観・名所北アルプス地域のレジャー・体験 ]
100名山の「雨飾山」は魅力がたっぷり! 小谷温泉登山口からの登山道は異常ありません!
雪解け水と、前日の雨で足下はぬかるみ、結構気を遣いながらの登山です。
また、雪によって倒れた木々が登山道のあちこちにあって、くぐったり乗り越えたりしながら進まなければなりません。
小谷温泉登山口からの最大の難所であり、最大の魅力的な場所の荒菅沢にたどりつきました。
【荒菅沢の雪渓】
雪渓を横切るには、アイゼンがあれば着用しますし、無ければより注意して進みます。
まだ、シーズン初めの平日だったことや前日まで天候が悪かったためか、当日出会った人は約30人でした。登山靴をだいたいの人が履いていましたが、中には普通の運動靴や長靴の人がいて、それぞれでした。
アイゼンを着用していればより安全だと思いますが、無くても十分に注意して転倒した際の対応を想定しながら進むことや、常に事故が発生した際も自己責任で何とか切り抜けるんだという気持ちが、トラブルを最小に抑えるポイントだと思います。
雨飾山のポスターで最も使用される構図が、荒菅沢から仰ぐ雨飾山です。
雪渓を渡りきり、木々の間を抜けると、低木だけの日陰の無い状況になります。
傾斜もさらに急になり、所々ロープや梯子があり、滑落に要注意の場所が続きます。
【難所にあるロープとハシゴ】
危険箇所を登り切ると笹に覆われた平地に出ます。笹平という名前どおりの場所で、この場所にきて少しほっとします。それに、雨飾山が目の前に現れるので、あともう少しと元気が出ます。
【笹平から見る雨飾山】
最後の登りが日頃の運動不足の身には辛く、もっと運動して備えるべきだったと悔やまれます。
やっとの思いで登り切り1963mの頂上に到達しました。
【山頂】
あいにくガスが立ちこめて眺望がききません。
快晴ならば目の前には白馬三山が現れ、糸魚川市の先には日本海も望めるはずです。
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