2025.03.03 [ 北アルプス地域の林業・広葉樹大町合庁だよりその他 ]
春の山火事予防運動を実施します
こんにちは、林務課です。
山火事はひとたび発生すると消火は非常に困難で、貴重な森林の消失や、人の生命・財産に大きな危険がおよびます。
昨年は、4月に松本市で大規模な山火事が発生し7~8haの森林を焼失させており、建物にも被害を及ぼしました。
(詳しくはこちらの記事で)
https://blog.nagano-ken.jp/matsuchi/sender/rinmu/50430.html#:~:text=2024%E5%B9%B44%E6%9C%8829,%E3%81%AB%E6%B6%88%E3%81%97%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82
北アルプス地域振興局管内でも、昨年1件の林野火災が発生しています。
山火事が発生すると大きな被害となってしまうことから、山火事発生の危険期を迎えるにあたり、山火事を未然に防いでいくことが必要です。そのため、長野県では予防対策を強化し、森林の保全と地域の安全を図ることを目的に春の山火事予防運動(3月1日から5月31日)を実施します。
令和7年度の山火事予防ポスター
これから暖かい季節を迎えると、登山やキャンプ等で山に入ったり、農作業などで火を扱う場面が増えていきます。
その際の火の取り扱いを一歩間違えると貴重な森林の消失や、人の生命・財産を失う可能性があります。また、山火事の主な原因はたき火や農作業による土手焼き、たばこの火の不始末等によるものであり、一人ひとりの注意によって未然に防ぐことができます。
これから5月中旬頃までは、空気がとても乾燥する時期を迎えます。
地域の皆様には次の点にご注意をお願いします。
・枯れ草等のある火災の起こりやすい場所では、たき火をしない。
・たき火等火気の使用中はその場を離れず、使用後は完全に消火する。
・強風時及び乾燥時には、たき火、火入れをしない。
・火入れを行う際、市町村長の許可を必ず受け、あらかじめ必要な防火装備をする。
・たばこは指定された場所で喫煙し、吸いがらは必ず消すとともに、投げ捨てない。
・火遊びはしない、させない。
4月には北アルプス管内で山火事予防パレードを実施する予定です。
大切な地域の資源と生活を守るために、火の扱いにはご留意をお願いします。
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北アルプス地域振興局 総務管理・環境課
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