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大町市上原(わっぱら)地区の「ほ場整備工事」の安全祈願祭が開催されました!

こんにちは!農地整備課YJです。

5月8日、大町市上原地区1・2工区ほ場整備工事の安全祈願祭が厳かに執り行われました。地元の方をはじめ、大町市、工事関係者ら約20名が参列しました。

              上原地区(上空から撮影)

上原地区は、第二次世界大戦後間もない昭和20年代の開拓事業により開田が行われ、水田を中心とした農業が営まれてきました。近年は農業の高齢化が進み、後継者不足が問題となっています。一部で地域の担い手が参入してきてはいるものの、区画が狭小で大型機械による営農が困難でした。この度、県営事業により43haの農地を大区画化することで、担い手への農地集積を行い、農業の効率化により、将来にわたって持続的な農業を目指します。

工事の安全と上原地区の農業振興を祈念して、地元神社の宮司によって行われました。刈初の儀(かりぞめのぎ)や鍬入れの儀(くわいれのぎ)、穿初の儀(うがちぞめのぎ)、玉串奉奠(たまぐしほうてん)など、様々な神事がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神事の後、関係者が挨拶を行い、「この上原地区は、雄大な北アルプスの眺望と農地がマッチした素晴らしい場所。ほ場整備を行うことにより、収益性の高い農業を目指した、他の先例となるような、力強い農業経営を実現できるほ場に」と北アルプス地域振興局農地整備課長から挨拶。上原地区ほ場整備実行委員会の委員長は、「長年の望みだった事業。地権者の大切な農地を、素晴らしいほ場にしていただきたい」と述べられました。

この工事の担当として、これらの神事を通じ、改めて身の引き締まる思いがしました。

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