2024.12.23 [ 北アルプス地域のイベントその他 ]
長野県白馬村の郵便局で新しい防災対策がスタート!中学生たちの活躍も
みなさんは災害への備えができていますか?長野県と日本郵便株式会社信越支社が手を組んで、新しい防災啓発活動を始めましたのでご紹介します!
県と日本郵便の新しい取組が白馬村からスタート
2024年12月18日、白馬郵便局で防災啓発のためのイベントが行われました。この日は、防災啓発ポスターの掲出と、郵便ポストへの防災情報ステッカー貼付が実施されたんです。
長野県と郵便局の関係って?その背景は
長野県と日本郵便は2018年7月に「信州創生に向けた包括連携協定」を結んでいて、その一環として今回の活動が実現しました。特に大切にしているのは、「災害時に情報が届かない人をなくすこと」と「自分の身は自分で守る意識を高めること」。とても重要なポイントですよね。
どんなことが行われたの?
まずは郵便局内のポスター
県内441もの郵便局の窓口ロビーに、防災啓発のポスターが掲示されます。特に「家庭での備蓄」について呼びかけていて、2025年2月28日まで掲示される予定です。皆さんも郵便局に行った際は、ぜひチェックしてみてくださいね!
そして街中の郵便ポストにもステッカーが!
県内約4,500か所もの郵便ポストにステッカーが貼られることになりました。
このステッカーには、気象や災害の情報がキャッチできる県の防災情報ポータル(多言語対応です!)へのリンクも掲載されていて、地域の皆さんはもちろん、外国の方を含む観光で訪れた方々にも役立つ情報発信ツールとなっています。
白馬中学生たちの心温まる活躍!
この日の主役は、実は白馬中学校の2年生たちでした!彼らは10年前に地元白馬村を襲った神城断層地震について学ぶことをきっかけに、防災学習に取り組んでいて、今回は郵便ポストへのステッカー貼付作業を担当してくれたんです。
先日行われた、「神城断層地震から10年シンポジウム」でも素敵な発表をしてくれた中学生たち。若い世代が地域の防災に関わってくれるのって、とても心強いですよね。
白馬中学校の皆さん、寒い中ありがとうございました!
私たちの身近にある郵便局やポストが、こんな風に防災の発信拠点になるんです。
「自分の命は自分で守る」。その意識を高めるきっかけとして、ぜひ郵便局のポスターやポストのステッカーに注目してみてください。
みなさんのご家庭では、防災グッズや非常食の準備はできていますか?
もしもの時の避難場所、迷わず向かえますか?
この機会に、ぜひ一度確認してみてはいかがでしょうか。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
北アルプス地域振興局 総務管理・環境課
TEL:0261-23-6500
FAX:0261-23-6504