2025.04.03 [ 大町保健福祉事務所 ]
大北地域の「輝く☆看護師さん」vol.3
全国的に看護師不足と言われていますが、大北地域も例外ではありません。そこで少しでも看護師さんの魅力を知っていただき、特にこれから就職を考えている若い方に看護師を志してもらいたいということで、大北地域の医療機関で活躍する看護師さんを紹介していきます。しばらく間が空きましたが、第3回目は北アルプス医療センターあづみ病院の駒澤宗弥(こまざわしゅうや)看護師さんです。
患者さんや家族の気持ちに寄り添うことを大切に
北アルプス医療センターあづみ病院 駒澤宗弥看護師
Q年齢と経歴を教えてください。
―現在36歳です。神奈川の大学を出てそのまま神奈川県立こども医療センターで5年間働き、その後訪問看護の方に行こうと思い磯子区医師会訪問看護ステーションで6年間働き、その後あづみ病院に来て丸3年になります。元々大町市出身でいずれは戻りたいなとは思っていて、自然が多い環境で子供を育てたいというのもありましたし、自分自身も自然に癒される部分が多かったのでそれが戻ってきた一番大きな理由かなと思います。
Q看護師を志望されたきっかけは。
―中学生の時にDr.コトーというテレビドラマがあって、その最終回で島の人達がその先生に向かってありがとうっていうシーンがあるんですけど、それを見たときに漠然と医療の世界に行きたいと思い、そこが一番の原動力というか起点になったのかなと思います。
Qあづみ病院を選ばれた理由は。
―前の仕事が訪問看護ステーションで、訪問看護をやっていたんですけど、それが自分の看護観が培われるのにすごく大事な場だったと思っていて、大変だけどすごく楽しい現場だったんですよね。それで、地元に戻っても訪問看護をしたいという気持ちがあり、地域の訪問看護事情を調べたときに、あづみ病院が人数もしっかりいて訪問診療をしている先生もいらっしゃってよさそうだな感じました。ただ自分も訪問看護にいく前は小児科専門の病院だったので成人を看ることに若干の不安があって、ちゃんと成人も看ることができるようになった上で訪問看護に戻りたいという思いがあり、病棟に入らせてもらって今に至っています。
Q今はどんな業務をされていますか。
―今は成人と小児科混合の内科病棟で去年の5月から主任の業務をしています。内科なのでご高齢の方で言うと肺炎とか尿路感染の方は多いですし、あと脳神経内科があるので、脳梗塞の方とかも多いですね。
Qどんなところが大変ですか。
―ベッドは常に満杯な状態で回転しているので、看護師や周りのスタッフのマンパワーがもう少しあれば少し楽になるのかなと思います。
Q看護師のやりがい、魅力は何ですか。
―患者さん家族の方一人一人に歴史があって物語があると思っていて、そういうところを大事にして、その人がどう生きたいかとか、どう過ごしたいかというところに寄り添いながら関わっていくところが一番なのかなと思います。ちょっと漠然としていますがこれまでやってきてそれが一番大事なポイントなのかなと思います。
Q休みの日の過ごし方とか、趣味はありますか。
―アウトドアが元々好きで、キャンプだったり、山登りだったり、冬はスキーだったり、そういうことをやりやすい環境で、横浜だと車で行くのが大変ですが、今はすごく身近になったという感じです。
子供が生まれてからはなかなかいけなくなったけど、子供も一緒に山に登れるような年齢になってきたので一緒に行きたいなと思っています。
Q男性の看護師さんですが、良いところ、悪いところなどありますか。
―女性が本当に多い職場なので力だよりというところでは求められるものは結構あるかなとは思います。学生のときもやはり女性が多かったですが、男性だからといって気負わなくてもいいのかなっていうのはすごく思っていて、男性でもいい看護をしていれば認めてくれますし、そこは看護のあり方次第だなって思います。性別的には難しい場面もあるんですけど、そこはお互いにカバーし合ってというのがいいんじゃないかなと感じています。男だからどうこうっていうことはあんまり感じないですし、男性も少しいた方が人間関係のバランスも良くなるのかなっていう印象は持っています。
Qこれから看護師を目指す若い人にメッセージをいただけますか。
―看護師は大変な仕事というイメージがあると思うんですけれども、すごく人の大事なところに入り込む仕事だと思うんですよね。例えば生きる・死ぬというところもそうですし、痛みだとか、苦しさとかそういう本当に大事な部分に入り込んでいく必要があると思います。本当に人の根幹の部分に関わってくる仕事なので、その分我々も体力というかエネルギーを使いますが、それをやり取りした先に本当にわかり合えたときとか、その気持ちを患者さんとか家族と一緒に持てたときにやっていてよかったなって感じるので、大変だけど本当に大切なことに関わる仕事を一緒に携わってくれる人が増えたら嬉しいです。
【取材後の感想】
初の男性看護師さんでしたが、普段からあまり意識されていない様で思っていた以上に性別による差はない感じでした。
やはり、一番困っているのはマンパワー不足、人材不足であるということでした。
患者や家族と寄り添い、気持ちを共有できた時の充実感を感じることができる看護師という職業をもっと志望する若者が増えてくれるといいなと思いました。
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