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Vol.15特集■あなただけの諏訪湖畔「満喫」旅!

歴史、産業、文化にグルメも♪
あなただけの諏訪湖畔「満喫」旅!

♪諏訪の湖(うみ)には魚多し〜(県歌「信濃の国」より)
「海なし県」の長野県民が、「海」と呼ぶ県内最大の湖、諏訪湖。

「東洋のスイス」とも呼ばれるこの地域。
豊かな水と美しい空気に恵まれ、古くは製糸業、戦後は精密機械工業で発展しました…ってなんだか、社会の教科書みたいですね。
でも、教科書に載っていない諏訪の魅力があります!
水と山、自然に囲まれた諏訪湖周辺、今回は、湖畔をめぐる、とっておきの旅をご提案します!


■産業文化を体験できる諏訪湖畔
明治〜昭和初期にかけては、国内第一の製糸工業地帯として栄え、戦後はカメラ、時計、オルゴールといった精密機械産業で発展し、産業の歴史も色濃く残っている地域なんですよ。

長野自動車道岡谷インターから車で10分、岡谷市街に到着です。
岡谷市といえば製糸産業の町。特に大正から昭和初期にかけては国内を代表する生産量を誇っていました。現在、生糸の産業規模は縮小したものの、岡谷のオリジナル生糸である「あし絹」を使ったハンドクラフト製品は、地元ブランドとして再び注目を浴びているんですよ。「あし絹」とは繭から手で引きながら作る生糸のこと。
岡谷絹工房は、そのあし絹のハンドクラフト体験ができる施設で、機織りや草木染めのコースが用意されていて、気軽に体験ができるんです。それでは、早速チャレンジしてみましょう。
最初は少しまごつくかも知れませんが、ポイントはリズム。「トントン、カラリ、トントン、カラリ」と小気味よいリズムに乗って気軽に機織体験を楽しみましょう。出来たけど表面がデコボコしてる…と思ってもそれは失敗じゃありませんよ。これが岡谷絹の特徴で、他には無い、風合いや格調がいいんですから。

左:「旧山一林組製糸事務所」大正10年に建てられた洋風建築
右:30分の機織り体験から、数回におよぶ講座まで多数のメニューがある

諏訪湖の北側、県道185号を進み、諏訪大社下社が鎮座する下諏訪町に移動しましょう。
諏訪大社のお膝元といえる場所にあるのは儀象堂。高さ12mという巨大な天文観測時計塔「水運儀象台(すいうんぎしょうだい)」など、貴重な時計が多数展示されています。ここでは時計作りに挑戦しましょう。
シンプルな置き時計から本格的な腕時計まで、時間も20分からなんと6時間までの各種のコースが用意されていて、3時間以上のコースは部品から作製するんです。針や文字盤やベルトなどのパーツだけでなく、クオーツか自動巻かなどまで選択可能。好みやスタイルに合わせた自分だけのとっておき時計を作ってみてくださいね。


左:11世紀の中国で作られたものを復元した「水運儀象台」
右:時計作りは本格的な作業。思わず真剣になってしまう

儀象堂から100m程離れた場所には、オルゴールの博物館、奏鳴館がありますよ。
1階展示室には100年以上前の古典オルゴールなどが展示されていて、個性ある音色をヘッドフォンで楽しめます。2階展示室は、オルゴールの演奏会場。手でまわして演奏するユニークなストリートオルガンの演奏は見ものです。心に響くオルゴールの音色でたっぷりと癒されましょう。
さて、お土産用のオルゴールはどうします?時間があるなら自分で作ってみませんか?選べる曲目はなんと300種。唱歌から最新のヒット曲まで揃っているので、きっと好きな歌が入っているはずです。


奏鳴館には120点以上の貴重なコレクションが展示されている
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