長野県は日本一

長野県には、誇れる日本一がたくさんあります。 長野県は、「行ってみたい」 「見てみたい」「住んでみたい」「経験してみたい」魅力にあふれています。

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こびる?こびれ? 「おこびり」

長野県には、独特な言葉遣いや表現が色々あります。当ブログ「長野県は日本一」では、ちょっと「気になる言葉」を順次ご紹介していきます。はみだしネタ的な感じで、ご覧ください。



こびれ (こびり、こびる、こひる)

用法その1
(10時頃、畑で。)
「朝から働いれるから、おなかが空いたなぁ」
「はいはい、おこびれにでもしましょうかね」

用法その2
(早朝、とーちゃんがかーちゃんに)
「畑行ってるから、こびり持って後から来てくれや」
「はいはい、いってらしゃい」

変な用法
「昨日、Aさんを怒らせちゃったからなぁ。おこびれ持って媚びるべきかなぁ」
  ※「こびれ」はおもてなしや贈り物には使わないようです。


農作業の合間に食べるおやつ(間食)のこと。
主に北信で使われるようですが、中信など広く県下で使われているようです。

「こびる」ともいう地域もあるようですが、決して「媚びる」ではありません。
「小昼」が語源のようです。
朝食と昼食の間、昼食と夕食の間、とぢらも使います。

「こびれ」「こびり」「こひる」など地域により言い方も微妙に違います(「お」が付くことも。)。

農家では朝早くから作業をするため、お昼までの間におなかがすいちゃうんですよね。だから、畑に「こびれ」を持っていって、作業の合間にたべるわけです。
お菓子の場合もあれば、おにぎりやおやきなど、その中身は色々です。

元は農家で使われる言葉だったようですが、なんと、こんなお菓子がありました。


発見地:長野市松代


さすが、「大名のおこびれ」、ほっぺた落ち級の味です!

【こちらもどうぞ】
松代の観光情報(長野市コンベンションビューロ)
エコール・ド・まつしろ


本記事は、言語的に本格的な調査を行った上で掲載しているものではありません。皆様からの「うちでも使っている」「●●地域では、○○と言う」「うちでは言わない」「そんな言葉、初耳!」などの情報・感想がありましたら、是非コメントしてください。

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