じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

蘇民将来符、材料はドロノキ

林務課です。

上田の正月と言えば八日堂の蘇民将来符ですよね。

例年1月7日~8日の大縁日で大勢の皆さんがお買い求めになります。
昨年末にその製作の様子を見学させていただきました。

まず、丸太を必要な長さに切って、オノで大まかな六角形に割ります。
次に、キレイな六角柱になるようにカンナをかけます。
最後に、巨大なノミで先端とくびれの部分を削ります。

形が整ったら絵付けをして完成です。

この蘇民将来符の材料となるのはドロノキ(通称)。
ヤナギ科の落葉高木で、主に冷温帯の山地(標高500m~)に自生しているとのこと。
毎年、何十本何百本というドロノキが蘇民将来符に生まれ変わりますが、天然資源には限りがあります。

そこで、蘇民将来符を製作している蘇民構の皆さんは、平成5年から国有林を借りて苗木を植え、将来の資源造成にも取り組んでおられます。
木を伐り、それを使い、また木を植えて育てていく、そんな循環ができあがっているんですね。

現在、林務課事務室内に、蘇民構の皆さんのご協力をいただいて、蘇民将来符ができるまでの様子を展示しています。

上田合庁にお越しの際は、是非のぞいてみてください。

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