じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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『あつまれ!にぎやかな森づくりフォーラム2024』を開催しました

上田地域振興局林務課 M隊長です。

これまで主として林業関係者を対象に開催されてきた「木と緑のフォーラム」は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、令和2年を最後に開催されてきませんでした。

今年から「にぎやかな森プロジェクト」の理念をより多くの方々にPRするため、提携企業や地域の教育機関、行政の協働による『あつまれ!にぎやかな森づくりフォーラム』として再スタートすることとなりました。

開会式はできるだけ簡素にということで、柳沢由里上田地域振興局長からフォーラムのコンセプトなどについて説明させていただきました。

続いて上小地域林業関係コンクール 野鳥愛護、国土緑化ポスターで県表彰された皆さんの伝達表彰、並びに上田地域の表彰者に賞状、記念品が贈呈されました。

基調講演はにぎやかな森プロジェクト締結企業を代表して、日置電機株式会社の久保田訓久取締役・常務執行役員から「HIOKIのサステナビリティ~『社会への貢献』の理念のもとに~」のタイトルで発表していただきました。

この中では、日置電機本社周辺で行っている森づくりへの取組みや長野県林業公社からJ-クレジットを購入したこと、全社用車のEV化、ソーラーカーポートの導入などなど、カーボンニュートラルの実現に向けた日置電機の先進的な取組みの数々に会場からは驚きの声が上がっていました。

続いてパネルディスカッション「にぎやかな森づくり」が行われ、コーディネーターに長野大学環境ツーリズム学部 高橋一秋 教授を迎え、パネラーには基調講演を行っていただいた日置電機の久保田常務、上田女子短期大学幼児教育学科2年の本名 葵さん、信州上小森林組合依田窪支所 田中 憲一郎支所長代理 、長野大学環境ツーリズム学部2年 福田 ららさん、野中 皓世さんに発表をお願いしました。

コーディネーターを務めていただいた長野大学環境ツーリズム学部 高橋一秋教授

上田女子短大の本名葵さんからは、短大と付属幼稚園の裏山である「やまんばの森」での自然環境を生かした幼児教育の実践と、そこから学んだことを発表していただきました。

信州上小森林組合の田中支所長代理からは「主伐・再造林について「流れを止めるな!」」とのタイトルで発表していただきました。

田中支所長代理は模式図や主伐地の着手前、完了後の比較写真、さらに各作業の段階に応じて動画で説明するなど、とてもわかりやすく興味深い発表をしていただきました。

長野大学環境ツーリズム学部2年 福田 ららさん、野中 皓世さんからは授業で取り組んだ木育活動「地域材でつくろう」で塩田西小学校で行った地域材を使った工作教室の取組みを紹介していただきました。

今回開催したフォーラムでは、協定締結企業や一般参加者に、「にぎやかな森プロジェクト」の意義や主伐・再造林の重要性について訴えることができました。またローカル紙主体ではありましたが、マスコミに取り上げていただいたことも成果と考えています。
さらに、長野大学、上田女子短期大学と新たなつながりができ、協働の可能性が広がったと思っています。

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