こんにちは、東信労政事務所です。

長和町の株式会社竹内農産さんは、信州の特産品である野沢菜漬の製造・販売を行っているほか、地元の道の駅内での食事処、おみやげ処も経営している、地元に密着した会社です。

その竹内農産さんですが、定年制度の廃止による高齢者の雇用や外国人の積極的な雇用、また、従業員の資格取得の補助制度など、多様な人材の積極的な活用と人材育成の取り組みが評価され、県が認証する「職場いきいきアドバンスカンパニー」の、「ダイバーシティコース」及び「ネクストジェネレーションコース」に認証されました。

代表取締役社長の竹内武史さんは、「若者の人材確保が難しい中で、定年制度の廃止により現在、80歳を超えた方も２人いて元気に現場で働いています。また、ベトナムとインドネシアの技能実習生も受入れており、近くの会社の寮から通っています。多様な人材がいきいきと活躍できるよう、現場でのコミュニケーションを大切にして、勤務時間の調整や日本語検定試験の費用の補助など、働きやすい職場環境づくりにも心掛けています。」と語られていました。

帰りに「道の駅マルメロの駅ながと」に寄ってみました。新しくなった直売所内に併設された食事処の「黒曜キッチン」はマグロなどの丼物、定食類、そばなどのメニューが豊富でどれもおいしそうでした。「おみやげ処　菜の花館」では、野沢菜の漬物のほかに、野菜やそば、おやき、ジャム、地ビール、ワインなどの地元特産品や、長門牧場ソフトクリームや名物のジビエ肉を使用した馬鹿(うましか)バーガーも売られていました。

多様な人材が活躍する地域に根差した企業として、これからも地域の活性化に貢献されますよう祈念いたします。

「職場いきいきアドバンスカンパニー」については、
https://nagano-advance.jp/advance/
をご覧ください。

また、長野県産業労働部では、昨年度から「奨学金返還支援制度導入企業サポート事業」を始めています。対象は、「職場いきいきアドバンスカンパニー」の認証を受けている企業等になります。
詳しくは、県庁産業労働部労働雇用課へお問い合わせください。
電話　026-235-7118
E-mail　rodokoyo@pref.nagano.lg.jp