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100名山の「雨飾山」は魅力がたっぷり! 小谷温泉登山口からの登山道は異常ありません!

長野県姫川砂防事務所のYYです。

 平成27年6月24日(水)、本格的な夏山シーズンを前に、ボランティアで雨飾山の登山道のゴミ拾いをしながら、登山道の様子を見て来ました。

【雪渓から見た雨飾山】雪渓から見た雨飾山
 
 登山日においては、県道の交通規制があったため、登山開始は7時からとなりました。

 行く前に、小谷村観光連盟に問い合わせすることをおすすめします。

http://www.vill.otari.nagano.jp/kanko/nature/amakazari/

 
 登山口には駐車場があり、トイレや登山届けの受付場所があります。
【駐車場とトイレ】駐車場とトイレ
 水道もあるので、飲料水の補給も可能です。但し、携帯電話は通話不能なので、何か連絡したい場合には、ここに来るまでにお忘れなくどうぞ。

 小谷温泉登山口からの登山道は、整備が比較的しっかりされていて、まず道に迷うことはないと思います。

 

 

 【看板】看板
 400mおきに案内表示板が設置されており、どれだけ進んだのか把握が出来ます。

 頂上まで11枚の案内表示板があり、4400m歩けば山頂にたどり着きます。

 

 

 

【案内表示】案内表示
 最初は足下のミズバショウを眺めてブナの林を快適に歩みますが、そのうちに急傾斜の上り坂となり、溶け残っている雪の中を歩むことにもなります。

 

 

 
 【ミズバショウを過ぎてブナ林】ミズバショウを過ぎてブナ林へ
 雪解け水と、前日の雨で足下はぬかるみ、結構気を遣いながらの登山です。

 また、雪によって倒れた木々が登山道のあちこちにあって、くぐったり乗り越えたりしながら進まなければなりません。

 小谷温泉登山口からの最大の難所であり、最大の魅力的な場所の荒菅沢にたどりつきました。

 

  【荒菅沢の雪渓】荒菅沢の雪渓
 雪渓を横切るには、アイゼンがあれば着用しますし、無ければより注意して進みます。

 まだ、シーズン初めの平日だったことや前日まで天候が悪かったためか、当日出会った人は約30人でした。登山靴をだいたいの人が履いていましたが、中には普通の運動靴や長靴の人がいて、それぞれでした。

 アイゼンを着用していればより安全だと思いますが、無くても十分に注意して転倒した際の対応を想定しながら進むことや、常に事故が発生した際も自己責任で何とか切り抜けるんだという気持ちが、トラブルを最小に抑えるポイントだと思います。

 雨飾山のポスターで最も使用される構図が、荒菅沢から仰ぐ雨飾山です。

 雪渓を渡りきり、木々の間を抜けると、低木だけの日陰の無い状況になります。

 傾斜もさらに急になり、所々ロープや梯子があり、滑落に要注意の場所が続きます。
【難所にあるロープとハシゴ】難所にあるロープとハシゴ
 危険箇所を登り切ると笹に覆われた平地に出ます。笹平という名前どおりの場所で、この場所にきて少しほっとします。それに、雨飾山が目の前に現れるので、あともう少しと元気が出ます。

 

 

 

  【笹平から見る雨飾山】笹平から見る雨飾山
 最後の登りが日頃の運動不足の身には辛く、もっと運動して備えるべきだったと悔やまれます。

 やっとの思いで登り切り1963mの頂上に到達しました。

 

 

 
 【山頂】雨飾山頂
 あいにくガスが立ちこめて眺望がききません。

 快晴ならば目の前には白馬三山が現れ、糸魚川市の先には日本海も望めるはずです。

 常日頃の行いが良くなかったせいもありますが、名前のように雨を飾っており、晴れて眺望の良い日は少ないようです。

 山頂では携帯電話で通話ができます。

 山の天気は変わりやすいので、昼食を早めに済ませ、来た道を帰ります。
 下りなので体力があれば割合気が楽のはずですが、筋肉痛の上、膝が笑い始めており、滑落を未然に防ぐように考えながら降りるため、かえって登りよりも大変です。
 何とか、安全に転ばないように滑らないように下りました。

 登山口で少し休んだ後に、さっぱりとしたかったので、雨飾荘下にある露天風呂に入りました。
 ブナ林の中にある露天風呂は、本当に最高でした。至福の時でした。
 【雨飾荘下の露天風呂】雨飾荘下の露天風呂
 混浴ではなく、女性用は別の場所に、よしずで囲われてあるので、女性も安心して入れます。

 

 

 

 

 今回の登山では、落とし物のタオル2つと飴とガムの包み紙少々を拾ってきました。
 もうゴミは落ちておらず、きれいな状態で皆さんを迎えられると思います。
 登山道は、地震の影響は見受けられず、特に異常は確認されませんでした。

 標高が2000m弱とあまり高い山ではありませんが、雪渓があり高山植物が豊かで、運が良ければ絶景が見られる100名山の雨飾山は、大変魅力的な山です。
 決して初心者が気楽に上れる山でもありませんが、その分本当に山の好きな人が訪れる山なのだと思います。
 危険な箇所もあるので、誰でもどうぞというお誘いは出来ませんが、心身を鍛えて臨めばきっと満足する登山になることを保証いたします。

 それでは、元気に安全な登山を楽しんでください。

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