2016.05.19 [ 【目】自然・景観 ]
乙女の滝に行ってきました!~大河原堰~
こんにちわ!農地整備課です。
先日、茅野市の「乙女の滝」に行く機会がありました。
これが、「乙女の滝」です。なんと、マイナスイオン 20,000個/ccという看板ありました。
マイナスイオンとは、空気中を浮遊する「負電荷を帯びた微粒子水」だそうです。微粒子水ですから滝の周辺では多いはずですよね。
さてその効果はというと、どうでしょう。
効果について学術的な根拠は乏しいと言う方もいると聞きますが、気分は爽快でしたよ。
横谷温泉へと続く車道から、遊歩道で滝の真下まで近づくと、流れ落ちる無数の水しぶき、それが風に乗って体全体を包みこみます。水の粒子がきめ細かく、最高です。
さて、ここからが本題ですが、この「乙女の滝」は人工の滝であるということ、ご存じでしたか。
実は、この滝、全長約15kmにもおよぶ諏訪地域を代表する農業用水路のひとつ「大河原堰」の一部なのです。
「大河原堰」は、水量の豊富な滝の湯川や蓼科山から湧き出る水を、遠く下流の茅野市玉川・宮川(一部)まで送水し水田を潤しています。
堰は、江戸時代(寛政4年〔1792年〕、坂本養川(さかもとようせん)の指導により開削されたのだそうです。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
諏訪地域振興局 総務管理課
TEL:0266-57-2903
FAX:0266-57-2904