2016.06.20 [ 【手】体験・体感 ]
体感 ”水郷のまち”
諏訪市街地には諏訪湖に流れ込む多くの小河川がある。そこで10年来カヌーを楽しんでいる地元の愛好家の皆さんとカヌーに乗った。
6月11日9時。梅雨の晴れ間で無風の絶好のコンディションの中、カヌー4艇に8人が分乗。高島公園横の中門川から入り、諏訪湖を経て上川に入り、県諏訪合庁付近までの往復約6キロを、ゆっくり、気持ちよく“漕ぎ歩き”。
中門川は市街地を流れる川幅10数メートルの小河川。流れが緩やかで水深30~70センチくらいのため初心者でも安心して楽しめる。明治から大正中頃には、小さな漁船や米を輸送する舟運にも利用されていたが、現在、舟の行き来はほとんどない。
両岸に民家が迫る。水面から見上げる生活空間はいつもと違って見え新鮮。歩道を散歩する人とのコミュニケーションも容易に楽しめ、水面で遊ぶ水鳥も近い。すべてが新鮮。楽しい、面白い。
葦(よし)の群生が一部に見られるが、小型のカヌーには問題なし。浅い河床にある石などが所々気になるが、現状でも安全性に大きな問題はない。河床が泥色のため清流というイメージはないが、もちろん異臭はない。水面に浮かぶゴミは決して多くはないが、吹きだまりに散見。自然の中では目立つ。間近に自然を見ると、浄化についてリアルに意識することができる。
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