2025.07.23 [ 移住・定住南信州のひと・つながり ]
都会と地方を繋ぐ梨農家!下條村の瀧井悠爾さんの挑戦
こんにちは!リニア活用・企画振興課のほうじ茶です。
今回は、長野県下條村で梨農家としてご活躍されている瀧井 悠爾(たきい ゆうじ)さんをご紹介します。都会から移住し、地域の農業を盛り上げている瀧井さんの情熱と挑戦に迫ります!
都会育ちから地方へ、そして農業の世界へ
神奈川県出身で首都圏で育った瀧井さん。小さい頃から田舎とのつながりに憧れがあり、将来は地方で暮らしたい、農業に挑戦したいという想いを抱いていました。そんな中、知り合いの飯田市の地域おこし協力隊の方に相談したところ、お隣の下條村でも地域おこし協力隊を募集していることを知ります。このチャンスを逃すまいと応募した結果、見事採用が決定し、瀧井さんの下條村での新しい生活がスタートしました。
地域おこし協力隊として、着実に就農準備
地域おこし協力隊として農業部門に配属された瀧井さん。地域の皆さんと交流を深めながら、3年間の任期中に着々と就農の準備を進められました。地域の特性や農業の基礎を学び、独立に向けた基盤をしっかりと築き上げました。
梨農家として独立!3軒の梨園を受け継ぐ
地域おこし協力隊を卒業した瀧井さんは、なんと後継者のいなかった3軒もの梨園を引き継ぎ、梨農家として独立されました!メイン品種である『幸水(こうすい)』を中心に、豊水(ほうすい)や南水(なんすい)も栽培されています。
消費者とのつながりを大切に
瀧井さんは、消費者との「お互い顔が見える関係」を大切にしています。「美味しい」という消費者の声が、何よりも嬉しいと語る瀧井さん。丹精込めて育てた梨が、多くの人々の笑顔に繋がっていることを実感しているからこその言葉でしょう。
独立して3年目と、まだまだ勉強中と謙遜されますが、周りには果樹農家も多く、気軽に相談できる環境で農業に取り組めているそうです。地域の温かいサポートも、瀧井さんの大きな力になっていることでしょう。
都会と地方のハブ役へ
瀧井さんの今後の目標は、都市部から移住した農家として、都会と地方のハブ役のような存在になりたいと熱く語っていました。地方の魅力を都会に発信し、また都会のニーズを地方に伝えることで、新たな交流やビジネスが生まれる可能性を秘めています。
瀧井さんの今後の活躍から、ますます目が離せませんね!
瀧井さんの活動に興味を持たれた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
(takii.nashien@gmail.com)
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