こんにちは!農地整備課です。
今年度もインターンシップの学生さんが体験に来てくださいました。
3日間を振り返り、以下の感想をいただきました。
ご参加、本当にありがとうございました。😀
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こんにちは!
長野県庁インターンシップ実習生のMadyです。
私は大学院への進学を機に、県外から南信州へ拠点を移しました。今回のインターンシップでは、長野県全体・南信州での方針の説明を受けるだけでなく、県が関与した農業用施設への現地視察にも同行し、農業・農村・食の観点をふまえて新たな南信州を発見することができました。
現地視察を通して特に印象に残ったのは、中山間の農村には重要で、かつ普段は目にせず気に留めないことも多い利水(特に農業用水)施設です。豊かな地下水や発電用水を最大限に生かしたサイフォン、分水路・取水口といった緻密なシステム、光回線を駆使した遠隔操作の現場に触れ、その精巧さと同時に、機材更新や人材確保の難しさを実感しました。
<1枚目:高森町 胡麻目沢水路橋、2枚目:長野県小渋川土地改良区 制御システム>
また、地滑りや石灰岩による土壌空洞化への対応といった、水が暮らしの基盤だからこそ浮き出てくる課題に対して、どのように改善していくのか奮闘する職員の皆様の姿を見ることができました。単なる施設管理を超えた地域共同体の支えあいの姿もあり、気候変動・人口減少が進む中で、地域が自律的に資源を守るモデルにもなっていくように感じました。
<3枚目:下栗地区 地すべりの現況視察・住民へのヒアリング>
さらに、若手を含む職員の皆様との交流を通して、県庁の専門職で働く道だけでなく、長期的なキャリアパスについて再考する貴重な機会となりました。
今回のインターンシップ全体を通して、信州の農・食・暮らしを支える仕事の奥深さを再認識できました。世代や性別、国籍、出身地に関係なく、多くの方々が人生を通して楽しく学び続け、南信州への愛着を抱き、“郷土愛”として深められるよう、行政における農業土木(農地整備)の面でもアプローチできる存在になっていきたいです。
この記事に関するお問い合わせ先:南信州地域振興局 農地整備課 TEL:0265-53-0420
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